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【キングオブコント2020】得点・順位の結果一覧と考察感想!

どうも!KANです!

このnoteブログ、毎日更新を欠かさずを続けて88日目です!

さて、昨晩放送されたキングオブコント2020は、
みなさんご覧になったでしょうか。

お笑いにわかの私ですが、今大会の得点や順位の結果を振り返りながら、感想や考察を話していくので、お付き合いいただけたら幸いです。

(また、私も漫才を作ったり披露したりしているので、良かったらこちらもご覧ください。↓)


ファーストステージのネタ順と点数

早速ファーストステージのネタ順に、コンビ名と獲得点数を紹介します。

また各審査員ごとの付けた点数も紹介します。
各審査員がファーストステージでつけた最高得点には●最低得点には○の印をつけています。

1、 滝音(さすけ・秋定遼太郎) 445点

90(設楽)
90(日村)
90(三村)
○89(大竹)
86(松本)

個人的に全く聞いたことのなかった今大会1番のダークホースがトップバッターに登場。

冒頭VTRでは、先月の月収が15000円だったとか言ってましたっけ。

彼らが披露したのは、ラーメン屋とフードファイターのネタ。

最初の笑いが起こるまで間をたっぷり使ったネタだったため緊張しやすそうなネタだが、
独特なフレーズや間を駆使して完璧にネタをこなしていただけでも天晴。

今回の出演きっかけに月収は増えること間違いなし!

2 、GAG(坂本純一・福井俊太郎・宮戸洋行) 445点


○88(設楽)
90(日村)
91(三村)
91(大竹)
○85(松本)

4回目の決勝進出トリオ。

河原で3人の中身が入れ替わるネタ。

個人的に今大会のネタでは唯一、
Youtubeで「みたことあるネタ」だったが、それでも楽しめる内容だった。

とても楽しい内容ではあったが、
その全てが笑いに直結するかという点で松本と設楽の得点が控えめになったか。


3 、ロングコートダディ(堂前透・兎) 446点


90(設楽)
○88(日村)
90(三村)
90(大竹)
88(松本)

個人的に大好きで、優勝して欲しかったコンビ。

荷物を運ぶネタ。

個人的に彼らの雰囲気が大好きなので終始ニコニコしながら見ていた。

しかし、ザマンザイの時、M-1グランプリ敗者復活戦の時、そして今回も、
「もっと勝ち上がれそうな面白いネタあるのになあ」と思ったし、今回は順当な評価だと思う。


4 、空気階段(水川かたまり・鈴木もぐら) 458点(1stステージ3位)


94(設楽)
93(日村)
89(三村)
92(大竹)
90(松本)

昨年は初めて決勝に進出し結果9位だったコンビ。

霊媒師のネタ。

キャラが面白かっただけではなく、伏線があるなど繊細に作り込まれたネタだった。
序盤の出番だったが、ギリギリ上位3組に生き残った。


5 、ジャルジャル(後藤淳平・福徳秀介) 477点(1stステージ1位)


●95(設楽)
●97(日村)
●96(三村)
●94(大竹)
●95(松本)

第1回大会から今回までのキングオブコント全大会準決勝進出を果たしている唯一のグループ。

ヤジを飛ばすネタ。

審査員全員がファーストステージで最高の評価点を出しており、
今大会中最高得点のネタ。

お決まりのツッコミのようなヤジのが聞いていて心地よい。

(ちなみに私もこの大会がある日の午前中、
ひたすらヤジを飛ばすようなピンネタを偶然作っていたので、
見ていてデジャブだった。)



6 、ザ・ギース(高佐一慈・尾関高文) 457点


92(設楽)
91(日村)
91(三村)
91(大竹)
92(松本)

昨年は準々決勝で敗退。
昔から面白いのにいまいち売れきれないという感じのコンビ。

ハープのネタ。

ネタ披露後に「手応えあり!」と高らかに叫んだ。

意外なスキルを見せつけた好感の持てるネタでバランスよく評価を得たが、ファイナルには一歩及ばず。


7 、うるとらブギーズ(佐々木崇博・八木崇) 440点


90(設楽)
87(日村)
87(三村)
89(大竹)
87(松本)

サッカー解説のネタで昨年準優勝したコンビ。

陶芸家の師匠と弟子、ツボのネタ。

比較的マネしやすくキャッチーなネタではあった。


8 、ニッポンの社長(辻・ケツ) 454点


92(設楽)
91(日村)
○86(三村)
92(大竹)
93(松本)

孤独なケンタウロス少年が恋をするネタ。

wikipedeiaによると彼らは

ネタのコンセプトとして、非現実的的なことはせず、普段ギリギリ起こり得るぐらいのこと想定してネタを作成している。

どこがやねん!!!!

独創的な世界観からの、予想できない二転三転の展開、歌あり感動あり。

個人的には最も見応えがあり、最も好きだったネタ。

「三村が高得点を出していればファイナルに行けたのになあ」と思ってしまった。


9 、ニューヨーク(嶋佐和也・屋敷裕政) 461点(1stステージ2位)


92(設楽)
90(日村)
92(三村)
93(大竹)
94(松本)

『M‐1グランプリ2019』では初の決勝初出場からトップバッターの出番で歌ネタを披露し、かなりの盛り上げを見せたコンビ。結果は10位だった。

今回は結婚式のスピーチのネタ。

個人的に彼らの他にも色々な面白いネタを知っているだけに、

M‐1の時の印象から、結婚式のスピーチが始まると
「また1人のオンステージ系?」と思ってしまった部分がある。

個人的には彼らのネタ終わりのコメントにて審査員から
「にゃんこスター臭がする」と言われた後に

誰と一緒にしてんすか!どう見てもこっちは実力あるでしょ!」
などとにゃんこスターをディスると同時に猛反発していたところが一番面白かった。


10 、ジャングルポケット(斉藤慎二 ・おたけ・太田 博久) 454点


92(設楽)
91(日村)
88(三村)
92(大竹)
91(松本)

言わずと知れた人気者トリオ。2016年に準優勝経験あり。
2015年、2017年は4位、昨年は不参加だった彼らが、
キングオブコントの舞台に帰ってきた。

悪い組織と囚われた人のネタ。

安定した面白さがあったが、
個人的にはジャンポケからはもっと王道的な爆発力が欲しく、
ネタが少し回りくどい印象があった。

1stステージ結果

※上位3組がファイナルステージに進出

順位 コンビ名 得点

1位 ジャルジャル 477点
2位 ニューヨーク 461点
3位 空気階段 458点

4位 ジャングルポケット 454点
5位 ザ・ギース 457点
6位 ニッポンの社長 454点
7位 ロングコートダディ 446点
8位 滝音 445点
8位 GAG 445点
10位 うるとらブギーズ 440点

この段階で暫定一位のジャルジャルが二位とは16点差をつけており、
この点数が最終結果の総合得点に直結する今大会のルールでは、
彼らの優勝の可能性は高くなっていた。

10位のうるとらブギーズから見て、1位との差は37点。
ファイナルに進むため上位3位に食い込むには、あと18点だった。
こう見ると各組なかなかの僅差だったことがわかる。

ファイナルステージの結果

※ファーストステージとファイナルステージの合計点で優勝を争う

順位 コンビ名 1st得点 +2nd得点 = 合計点

1位 ジャルジャル 477 + 464 =941点

タンバリンのネタ。

1stの方が面白かったという声は多いが十分に高得点。


2位 ニューヨーク 461 + 463 =924点

ヤクザが髪を切ったネタ。

オンステージではなくコンビ間のやりとりがシュールなネタ。


3位 空気階段 458 + 463 =921点

定時制高校のネタ。

一か八かのネタ。女装のメイクが可愛かった。


ここで大会ルールの解説と、ネタの選び方について考察する。

まずキングオブコントと対になって語られることの多い「M-1グランプリ」の場合。

こちらはファイナルステージに上がると同時に、
今後の勝敗に関係するという意味ではファーストステージの得点はリセットされる。
(ファイナルステージで上位2組が同点となった場合のみ、ファーストの点数が加味されるなど)

それとは違いキングオブコントの場合は、
ファーストステージの得点も、
優勝するかどうかの「総合得点」に直結するルールだ。

このルールの場合は、
自信のあるネタをファイナルではなく1stステージでやってしまった方が、
1stステージを高確率で通過できる上に、優勝にも繋がりやすくなると言えるだろう。

(これから語るのは完全に結果論であるが、)

そういう意味ではジャルジャルは、
今大会で最も高評価を得た1本目のネタを1stステージに持ってきたのは、
本気で優勝を狙った堅実な戦い方だったと言える。

しかし、ファイナルステージだけの得点を見てみても、

1位 ジャルジャル 464
2位 ニューヨーク、空気階段 463

となっており、M-1グランプリのようにファーストステージの得点がリセットされるルールだったとしても、
僅差でジャルジャルが優勝していた可能性が高いと言える。

ちなみにニューヨークと空気階段は共に、ファーストよりもファイナルステージの方が点数が上がっている。

もし各コンビが2本目にやる予定だったネタを1本目にやっていたとしたら。

ファイナリスト3組の面子も大きく変わっていたのではないだろうか、
という妄想が広がる。


第13代目キングは「ジャルジャル」に決定!

第1回大会から今回までのキングオブコント全大会で準決勝進出を果たしていた唯一のグループ、ジャルジャルが13回目の挑戦で優勝しました。

ジャルジャルといえば、現在チャンネル登録者数 82.5万人のYoutubeチャンネルでネタを毎日投稿し続けています。

動画再生数は4億回を突破。

この毎日投稿ブログのアクセス数が約一万なので、その四万倍ですね。

大変な状況の中それだけストイックにネタを作り続け披露し続けたこと、
本当に凄いことです。

本当におめでとうございます。

おわりに


ここまでお読み頂きありがとうございます!

お笑い最高!コント最高!キングオブコント最高!

ちなみに今大会開催前に、決勝進出者10組の紹介と優勝予想をしていた記事はこちらになります、↓

最後に、数日前から試験的に「有料記事の設定」をしています!

この記事の内容はほぼ全文無料で読めるものとなっておりますが、
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また読んでくれよな!

ヘッダ画像引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/da041e5b57fc6371614d1cdaa02f1c67f07ed463

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