春|短歌
もう春だSNSの友だちが死んで夏秋冬をめぐりぬ
冷蔵庫に料理の作り置きのある気持ちの余裕思ひ出したり
春のパンまつりのシール集めゐて台紙四枚を母はもらひ来
天気予報に桜の予想スキップで美容室まで跳ねてゆきたし
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読んでくださって、ありがとうございます。
今日はちょっと長めのどうでもいい話を。
夫にノートとは何かを説明するのに、詩や小説やエッセイを書いている人たちが集まってるところ(これじゃノートの説明には足りてないなと今ごろ思いました笑)と言ったら、日記代わりにエッセイも書いてみたらと言われたので、気が向いたら何か書いてみようかなと思っています。
散文は、短歌と違って定型がないので却って難しく感じます。何をどこまで言ったらいいのかまず悩みます。短歌でも何を言って何を言わないかはとても大事なポイントですけど。
小学生の頃から、散文は注意されても褒められたことは一度もないので、苦手意識だけが降り積もっています。
散文では、短歌以上にどうでもいいことを書き散らしてしまいそうです。いつ書くか書かないかは分かりませんが、生暖かく見ていただけると幸いです。
ところで、昨日の「辛夷」は「白木蓮」の間違いでした。強い風に吹かれてばさばさと散っていて、桜とはまた違った美しさでした。春は軽い駆け足で私の横をすり抜けていくようです。
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