猫|短歌

頭蓋に穴がぼつこり開いてゐるやうで言葉が零れゆくけふ

ゴールデンウイーク並みの如月の県道に猫は食はれてゐたり

コンビニの気の弱さうな店員にレシートくれと言へずに帰る

テディベア色のセーター試着して鏡を見れば吾はテディベア

なにといふこともなけれど空白が怖い日記にびつしり記す

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アマンディホイップ好きだー

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