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ビジネスモデル「けい」4つのやりたいこと

自己紹介

はじめまして、オガワジョージといいます。
関東・地方を転々として舞台役者をしています。

新潟県の柏崎市出身で、現在は東京に住んでいます。
大学卒業時に小学校教諭第一種免許を得ました。
それを生かし、放課後等デイサービスで障がいのある子どもたちに勉強を教えたり、一緒に遊んだりしています。
子どもの想像の世界に入り込むのが得意です。

2019年8月
地域密着型一人演劇ユニット『赤キノコ山と蒸したお酢』
を名乗り始めました。
以降様々な活動を通して、地域と演劇の関係を深めています。
2020年10月28日
「俳優」として開業届を出して、個人事業主になりました。

自分3


まず「けい」とは何ぞやですが、

リアルタイム構築演劇ビジネスモデル「けい」は
自己ブランディングとしてやったことを共有するもの。
演劇を身近な文化にすることで演劇界の経済を変える

という理想を持って、
「地域の子ども達に向けて演劇×教育の取り組みをやる」
というブランディング方針に沿って活動する。

というものです。


「けい」の詳細、今後の見通し、今までの活動レポートが以下のマガジンに入っています。ご興味ありましたらご覧ください。




「けい」の4つのやりたいこと(まえがき)

今回は「けい」として考えている4つの事業について書きます。
上記で示した通り、自己ブランディングの共有が「けい」の意義としてありますので、みなさんにも当てはめやすく考えやすいように整理できたらと思います。
いや適当こいてんじゃないよ! となるかもしれませんが…。
簡単に言うとブランディングとはこの連続なのではないでしょうか?


自分がやりたい・やっている・やった・できることを周囲に公開する。
(会社が企業理念を書く・サービスを提供する・業績を載せる)

周りの人たちがその人を評価する。
(受け手が業績の向上や良い商品を得て、それを評価する)

これを何度か繰り返し、工夫することで、
信頼感が増して仕事に繋がったり、口コミで評価が広がる。

こう書くとものすごく簡単そうですね。
自分がやることはただひとつ、やるだけです。
やりたくなったらやるに尽きます。
僕は「やりたい!」が多いので、他の「やりたい!」がおざなりになったりします。もちろん同時並行であれこれ考えています。自然とひとつ終えると他の「やりたい」が再熱してきます。
燃費がいいのか悪いのか分からないですね……。


書いていて感じたんですが、日常生活でもブランディングは行われていそうです。
テストの点数が良ければ頭が良く思われたり、喫茶店によくコーヒーを飲みに行けば常連さんだと思われます。
いずれ「勉強教えて!」と頼まれたり、「いつものですね」と店員さんが気をきかせてくれそうです。
ビジネス用語たくさんで、理解が難しい(僕は難しいです……)社会の仕組みは、すでに日常で体感している。
ブランディングもそのひとつなのではないでしょうか!
やっていると周りの人がそれを見ていて、自然とそれが魅力というか、ブランドになっていくという。
競争率がどうであれ、他と違っていてもいなくても、やりたい時にやっていればそうなるんだと思うと、なんだか気が楽です。

YouTubeなどへの動画投稿、ラジオ配信、趣味や仕事の情報公開などなどされている方々を見て毎回すごいなと感嘆します。
いずれそれらが仕事という形で結果が出るのではないでしょうか。


僕のブランディングのゴールはこんな感じかと思います。
オガワジョージのWikipediaができたとしたら、
「演劇を盛り上げようと、地域で演劇教育の企画を打ち出して演劇との関係性が深い街をつくり、自分の劇団公演は演劇人だけでなく子どもからお年寄りまで、やたら地域の人たちが観劇していくような文化を育て、その方法を全国に共有した人」
みたいなのが書いてある。

僕はこんな人になりたいですね。
まえがきが長くなりましたが、本題の4つのやりたいことに入ります。


1.継

まず、この「自己ブランディングの共有」がそうです。
これを続けていけば、次の世代の若い子たちの指標になる。

僕は「あの人はどうやってあそこまでいったのか、脳みその中を開いて見てみたい」と何度も思いましたが、その過程は調べても出てきませんでした。
その人についての本を読んだり、講演会に行って話を聞くのも良いですが、リアルタイムでその人が何を感じてどう変化していったのかがいまいち分かりません。
痒いところに手が届かない! といった感じです。
足跡を残せば、辿るのは早いですので、僕がすごい人になれるかどうかは置いといて続けていけたらと思います。

展開させていくならば、noteだけでなく、直接共有しにいくこともできそうです。地域の公民館や大学などで話をするには、相当な学がないといけない気がするので、やはり勉強あるのみですね。


2.稽

次に、「外部ワークショップ」です。
2020年12月や2021年1月に行ったワークショップがこれにあたります。

1月ワークショップ祭フライヤーアイキャッチ

1月ワークショップ祭フライヤー詳細


マガジン内にレポート記事がありますので、ぜひご覧ください。
この事業は、現場的な役者・脚本家・演出家としての自分をブランディングしていきます。SNSの情報や共有記事だけでは、現場の人となりを把握するには限界があり、現場で会ってみないと分からない部分があるため、そこをカバーしていけたらと思っています。


今のところ3つのワークショップストックがあり、これを定期的にしていこうと考えています。
・シアターゲームWS「Chaos.」
・役者×写真家WS「Flash.」
・短編創作WS「Link.」

その他に考えているのは
・役者×画家WS「Sense.」
・役者×ダンサーWS「Number.」

ですが、こちらは中身をより練ってからという感じです。


役者向けのものであったり、社会人向け、学生向けと様々なワークショップを企画します。できるだけその場に集まった人たちと創作をするワークショップができたらいいです。
実際に参加する枠だけでなく、見学枠も設け、幅広く受け入れる状態を取ります。
僕がワークショップで一番大切にしたいのは雰囲気です。
主催側が、より良く挑戦できるように場を整え、背中を支えなければいけないと考えています。
集まった人全員が、何かを感じ、温かく帰れる事業にしたいです。


3.繋

これは、「交流会イベント」になります。
演劇人だけでなく、様々な分野のクリエイター・アーティスト、関心のある方々が集まって談話をします。
ただ喋りに、聞きにくるだけでもいいし、新しい仕事を求めて業界人と繋がっても良いでしょう。こちらの壁ではワイワイと将来の事業の話をしているし、あちらの壁では表現について熱く議論が交わされ、中央ではパフォーマンスが行われて歓声が上がっているような感じです。

人の集まるクラブハウスや仕事の話をする喫茶店とは少し違い、
そこに集まる人たちはほとんどが「表現」という関心を持って集まっている、という状況を作ります。
そこはいずれ関心共同体となって、互いが互いを支持しあう場になっていくのではと考えます。
表現についての話が飛び交う非日常の空間はあまりオープンにはされず、
オープンであったとしても数が少ない
と感じています。
開かれた空間を作ることで、色んな人たちが繋がれるようにしたいです。


4.憩

最後は、「地域劇団の立ち上げ」です。
これは完全に夢物語ですが、日本各地に地域劇団を立ち上げます。
名前はすべて同じの劇団ですが、それぞれ地域性によって創作方法・脚本・演出が変わり、多様な様式を展開していきます。

劇団員は、その地域や周りから集まってきた子どもたち~お年寄りです。
そこでは子ども⇔大人⇔お年寄りの世代を超えた交流があり、関係性を深め、人が集まる「憩いの場」にしていきます。
さらに外から演劇人を含めた様々な大人たちが創作活動に参加し、外の世界に触れる機会を作ります。
街では他の市民劇団、創作活動をしている公民館サークルなどと協力して、住民に芸術に触れる機会を多く作ります。
うまくいけば、その街の特色となり、産業となり、住民はそれに誇りを感じ、賛同するようになり、街は変化し、経済は豊かになっていくのではと思います。

いずれはそれぞれ散らばっていた劇団が一堂に会し、演劇祭を催します。
他県から訪れた劇団員は来たこともない街や、人や、地域性に触れていき、新しい何かを体感していく。
自分の街が誇る劇団が、遠方へ演劇をしにいくとなれば、旅行ついでにと観に行く人も増えるでしょう。
街の特産品を携えて出店を開くのもありですね。
地域のサポーターが増えれば、必ず演劇は盛り上がります。
そのために演劇は、まず地域に開かれて行かなければいけないと考えます。


まとめ

ビジネスモデル「けい」4つのやりたいことのまとめです。
どれも事業としてとてつもない時間と労力と知恵が必要なのではと感じていますが、不可能だとは思っていません。
10年後にはいい線まで行っているのではと楽観的に考えています。
遅くなるかもしれないし、早くなるかもしれません。
そのスピード感は互いが互いを支持しあう関心共同体がどれくらいいるかに左右されると考えます。
2021年の段階で先はまったく見えませんが、ひとつひとつやって行こうと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
よろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。



いただいたものはすべて創作活動にあて、全国各地を回って作品をつくったり、地域に向けた演劇活動の資金にします。「たった一人でもいいから、人生を動かす」活動をより大きく、豊かに頑張ります。恩返しはいつになるか分かりませんが、必ず、させてください。よろしくお願いします。