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廃校で「煎りたてコーヒー抽出体験会」を開催した結果…

大船渡市の地域おこし協力隊として、活動をしている。プロジェクトとしては、「廃校を活用した交流施設を中心とする体験創出プロジェクト」

2020年秋頃にオープンしたこの施設は、校庭にBMXのコースを造成し、体育館はBMXとスケボーのパークと整備され、ドミトリー72床を備えた宿泊施設となり利活用されている。

地域の人が使っていた小学校でみんながなんとか残したいという思いで、BMXを使ってリニューアルされたが、コロナの影響もあり地域のひとが気軽に足を運ぶイベントが行われてなかったらしい。

宿泊者数を伸ばすことや、利用者を増やさなければないという課題があるが、
まずは地域の人にその施設を知ってもらい、新しくなった施設に愛着を持ってもらうことが最初に取りかかるべきことではと考え、地域管理会社三陸アクティブと協力をしてコーヒーのイベントを行うこととした。

なぜ、コーヒーなのかというと僕が趣味でコーヒー焙煎をしていて、焙煎したての鮮度のいいコーヒーを飲んでほしいという想いからコーヒーを選択した。(世の中に流通しているほとんどのコーヒー豆は、焙煎してから時間が経過している)コーヒーが苦手な人でも、鮮度の良い豆は飲めるという人もいる。焙煎したてのコーヒーの飲みやすさおいしさを知ってもらいたい。

11月 49名参加(初回ということで100円で実施)
12月 24名参加(なべやき※地元のお菓子とコーヒーセット:400円)
1月   43名参加(マドレーヌとセット:400円)
2月   59名参加(ブラウニーとセット:400円)
※開催時間は13:00~16:00

最初始めたときは、本当に人が来るか不安があった。実際にやってみると、継続してやっていけそうな状況になった。

また、地域会社の三陸アクティブの職員の方々が美味しいお菓子を作ってくれてイベント当日に丁寧な接客で、いい雰囲気が作られている。

地域の人が、定期的に集まれる場になっていることが一番の成果だったと思う。そこに行けば知り合いに会えるという場所がこの地域にはなかったことから、そういう場所になりつつあることを実感している。

イベントを行なって初めて施設に入ったという人が何人かいたことにも驚いた。

地域の方が、この施設を盛り上げたいという想いがあり、そこに参加するイベントや場がなかっただけなのではないか?と感じた。
これから、様々なイベントを行い、「みんなの小学校」になるといいと考えている。

平日の昼間で時間に余裕がある人といえば、高齢の方で「お茶の方が良いのでは」という意見もあったが、本当に美味しいものは老若男女求めているということを実感した。
目の前で、不特定多数の方に自分のコーヒーの感想をもらうことで自信になり、嬉しかった。

1月のコーヒーイベントの前に地元の新聞に取り上げていただき、近隣に住んでいる方以外にも情報が渡り、少し離れた地域からもお客が訪れるようになった。新聞効果に驚き!!!

地域の新聞記事

次回のコーヒーイベントはコチラ

次回からはお菓子は来てからのお楽しみとなっています。興味があればご参加ください。

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