佐藤都志也、まず目指すは”貝塚”だ。
芸能界も野球界もオミクロン感染の話題が蔓延している。
本来蔓延させたいのは”野球熱”の訳だが、ここ1、2年は全く恨めしい限りではあるが、主役を奪われてしまっている今日この頃。
とは言いながらも、今日も今日とて野球熱にほだされている。
そして個人的に”熱を入れ上げている選手”佐藤都志也について語りたい。
佐藤都志也、佐々木朗希の”正妻”を目指す
佐藤都志也が”佐々木朗希の正妻”になりたいとの記事を見つけた。
これはね、いい心がけだと思うのだ。本当に。
それくらいの心意気(野心)がないとやっぱり寂しいってもの。
ただし、あえて注文をつけるとすればもっと上を目指して欲しい。
本当に”超一流”を目指していくのであれば個人的には城島健司クラスを狙って欲しいとさえ思っている。
日本人初の捕手メジャーリーガーで打率.291 18本塁打 76打点(2006年)。どうせ目指すならここぐらい言って欲しい。
でもって、元チームメイトの斉藤和巳が証言しているように投手へのリスペクトや捕手としての立ち居振る舞いも含めて、超一流を目指して欲しいと思う。
ただし、そこはあくまでも本当に超理想な捕手だし、あまりに期待しすぎるのも佐藤都志也にとっては酷というもの。
それなら、和田一浩か?
個人的には和田一浩(元埼玉西武ライオンズ〜中日ドラゴンズ)ならまだ間に合うと見ている。
捕手として入団後、その打撃力を買われており今後の野手転向育成プランの可能性も大いにあり得るなかにおいてはレジェンド城島健司よりは相対的には”現実的”な目標とは言えるのではないか。
※念のために断っておくと和田一浩自体も相当凄い選手なので悪しからず。
なんとなくスイングの軌道やバットの使い方(バットがしなって長く見える感じがする)あたりとか左右の違いこそあれども凄くアナロジーを感じている。
ただこれまた、和田一浩の打撃は良い意味で”変態的”と形容されることが多くその域まで達するには時間がかかる。
いや、時間がかかっても体得できるかどうかという至難の技というのが正直なところか。
まずは”貝塚政秀"なのだ。
貝塚政秀をご存知だろうか?
これまた強打の捕手として1999年三菱重工長崎から西武ライオンズに入団。
打撃は買われていたもののなかなか1軍定着とはならず捕手から外野手へ転向2004年に初のシーズン3割(.307)14本塁打 75打点と”恐怖の7番打者”と呼ばれるほどに突如ブレーク。
翌年はカブレラ、フェルナンデスあたりの強打の外国人助っ人を差し置いて2005年の開幕は3番・指名打者でむかえるほどに。
(以下動画内、3分30秒あたりから貝塚政秀)
佐藤都志也には1年とは言わず、今シーズン以降もロッテの主軸としてバリバリ働きづつけてもらいたいものだが、そのための”まず”目指すべきはこの2004年の貝塚政秀クラスの活躍が必要不可欠だとみてる。
そして是非とも、そこからステップアップして和田一浩。
はたまた城島健司クラスに大化けして、良い意味で大いに期待を裏切って欲しいものである。
だから佐藤都志也、まずは”貝塚”になろう。
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