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noteデビュー&今年の抱負2021

はじめまして。のりです。
メーカーでソフトウェアエンジニアとして働いているアラフォーです。

note初投稿になります。今の自分の思いや今後のキャリアについて書いてみたいと思います。

拙い文章ですが、読んでくださった皆さんに少しでも共感できることがあれば嬉しいです。

noteを書こうと思ったきっかけについて

2020年は新型コロナウィルスの影響で世の中が一変しました。様々な業種でデジタル化が加速し、それに追従出来なかったり柔軟に対応出来ない企業は厳しい業績になったのではないかと思います。

私が勤めている会社の業績もかなり悪化しました。コロナ以前から業績が芳しくなかったのですが、コロナで追い討ちがかかりました。

コロナ以前から業績が低迷し、コロナでさらに悪化したということは、私の勤める会社は世の中から必要とされていないのではないか。世の中のニーズに応えられる力が会社にも自分にも無いのではないか、と今後の人生を見つめ直す時期に来ているのではないかと強く思うようになりました。

以前から抱いていた今後のキャリアに対する危機感がさらに強くなり、今年は自分をあらためて見つめ直して行動をしようと思いnoteを書いてみることにしました。

人生を変えてくれた出会い

「人生このままでいいのか?」
「自分は何がやりたいのか?」
30歳超えた頃からこの質問をよく自分へ問いかけるようになりました。
ですが、なかなかこの問いに対して納得した答えは見つけられずにいました。

そんな時(たしか2014年)、ある人との出会いが自分の価値観を変えてくれました。
アフリカでラグジュアリーブランドを起業されたA社長です(ご迷惑になるかもしれないので名前は控えさせていただきます。すみません。)

彼女(A社長)は起業前に勤めていた会社で化粧品の販売やマーケティングを担当されていたそうです。毎年新商品が発売されるのですが、次の新商品が発売されると、大量の在庫が残っているにもかかわらず古い良品はゴミになってしまうそうです。
その時「私は大量のキレイなゴミを作っているのではないだろうか?」という疑問を感じられたようです。

私もメーカーで働き、毎年数十種類もの製品を市場に出しています。
次の商品が発売される1年後には価格は在庫処分のために価格も大幅に下がってしまいます。
そのタイミングを狙って安い価格で購入するお客様もたくさんいらっしゃいます。

製品のコモディティ化により1年前の製品でも全然使えるんですよね。
つまり、新商品に高いお金を払ってまで買う価値が無いということです。
コモディティ化した製品にはおそらくお客様も愛着は湧かないでしょう。
古くなったり調子が悪くなったらすぐに捨てられてしまいます。
そのようなことが(私の見えないところで)毎年起こっています。

「私は大量のキレイなゴミを作っているのではないだろうか?」

このA社長の言葉は当時の私にも刺さりました。
彼女が起業して作っているものは何年も使える革製品です。
単なる革製品ではなく
・現地の食肉の副産物で取れた革のみを使用
・現地の人材を雇用して現地で製造
というプロセスを経て作られた製品です。

「普通のプロセスじゃん」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、革製品を使っている世の中のラグジュアリーブランドの多くは原料(=革)を途上国から安く買って先進国(欧米など)で製造されているようです。
つまり、現地(=アフリカ)にはお金はほとんど落ちないのです。

そのようなことにも疑問を持ち、エシカルで高級な製品を現地で作ることにこだわった製品を彼女は作っています。
現地の人々は高等教育を受けている人ばかりではなく、革製品の作り方などのノウハウはありません。
何度も何度も辛抱強く教え、ラグジュアリーブランドに相応しい高品質な製品を作っています。
日本で作った方がよっぽど楽だったと思います
しかし彼女はそうしませんでした。
現地の人々も豊かにし、高品質な製品を使う(主に先進国の)人々の心も豊かにするものを作っています。
私のこの会社のリュックを愛用しているのですが、肌触りがめちゃめちゃいい。1年に300日は使っています!

社会の課題に真正面で立ち向かいつつ、お客様から愛される製品を作っていて、私には彼女がとても輝いて見えました。

「すでに便利な生活をしている人に対してさらに役に立つ製品を作る」
のではなく、
「もっと重要な社会課題を解決したい」「困っている人の役に立ちたい」
という思いが私の中でどんどん強くなってきました。

行動することの難しさ

A社長との出会いから6年経ちましたが、残念ながらまだ私は同じ会社で働いています。
オンラインサロンにもいくつか入り、新たな人脈を作ったり、"プチ"チャレンジはしてきましたが私の中でモヤモヤは残ったままでした。

大きなプロジェクトを任されたり、子供が生まれたりして忙しくなったりと、言い訳はいくらでもできます。
ただ、自分に言い訳をしても何も生まれません。
何も変わらない。

行動すること(=大きなチャレンジすること)の重要性と難しさをこの年になっても感じます。

今年の目標

今年こそ行動に起こしたいと思います!
失敗するかもしれませんが
「残りの人生をかけて大きな社会課題を解決する」
という情熱を胸に、そのような仕事を探してチャレンジしたいと思います!

実は昨年、とある企業に一目惚れしてチャレンジ(=転職活動)したのですが、失敗しました。。。

今年もまたチャレンジしたいと思います。
やらずに後悔するよりもやって後悔する方がいい。
コケるなら前のめりだ!!

終わりに

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
私と同様に人生に悩んでいる方や迷っている方はたくさんいらっしゃるのでは無いかと思います。
何か小さいことでもいいので行動してみると、私のように素敵な出会いがあり、何かが変わるかもしれません。
特に何も変わらなくても、今の人生がより楽しめるようになるかもしれません。

2021年がみなさんにとって良い1年になりますように。

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