見出し画像

第三回独立自尊で生きよ：福沢諭吉の『学問のすゝめ』から学ぶ

かずま＠心理カウンセラー

・はじめに

福沢諭吉の『学問のすゝめ』第3回「独立自尊で生きよ」は、個人の独立心と社会との関係を探る重要なテーマです。
福沢は、個人が自立し、社会に貢献することで、より豊かな人生を築けると説いています。
この回では、独立心と人間交際の在り方を中心に解説します。

・独立心の重要性

福沢は、個人の独立心が人生において非常に重要であると考えました。
独立心とは、自分を他の何者にも支配されない生き方を意味します。
見た目を気にしたり、他人と比較してしまうことから解放され、自分の価値観で生きることを奨励しました。
しかし、独立とは決して孤立を意味するものではありません。
福沢は、個人の独立が社会とのつながりの中で成り立つことを強調しました。
つまり、個と公共心は密接に結びついており、社会との関係を築きながら自立することが理想のあり方だと考えています。

・一身独立と社会とのつながり

福沢が説く「一身独立」とは、個人が社会の一員として独立し、社会に貢献する存在であることを意味します。
個人が独立することによって、社会全体が活性化し、発展するのです。
独立した個人は、他人と関わりを持ち、互いに影響を与え合うことで、より豊かな人間関係を築くことができると福沢は述べています。

彼は、個人が社会とつながりながら自立するためには、人との関係性を大切にし、相手に対する配慮を欠かさないことが重要だと考えました。
人間交際においては、話し言葉や表情を大切にし、上機嫌でいることが人間関係を豊かにすると福沢は説いています。

・ 人間交際の重要性

福沢は、人間交際を活発にすることが個人と社会の成長に不可欠であると考えました。
彼は、人との関わりが仕事の基本であり、誰かのためにならないことは無意味であると主張しています。
つまり、社会との関わりを通じてこそ、個人は成長し、社会に貢献できる存在となるのです。

福沢流の人間交際を活発にする方法として、話し言葉や表情を大切にすることが挙げられます。
特に、相手の趣味や興味を中心に話を進めることが、人間関係を深める鍵であるとされています。
このように、他者への配慮を忘れずに接することで、より良い人間関係を築くことができます。

・独立心と社会貢献

福沢は、独立心とは決して孤独になることではなく、社会のために一人ひとりが独立し、貢献することを指しています。
彼は、他人を羨むのではなく、自分にとって本当に必要なことを見極め、それを追求する力が重要であると述べました。

この考え方を実践するために、個人は自分を支配するものから解放され、自分自身の価値観で生きる必要があります。
そして、人との関係性を大切にし、他者に興味を持ち、共に成長していくことが求められます。

・まとめ

福沢諭吉の『学問のすゝめ』第3回「独立自尊で生きよ」は、個人の独立心と社会との関係を深く考察したものです。
彼の教えは、個人が自立し、社会に貢献することで、より豊かな人生を送ることができるという考えに基づいています。

この教えを現代に生かすことで、私たちは自分自身の価値を見出し、社会と共に成長する道を歩むことができるでしょう。
福沢諭吉の思想は、個人の独立と社会貢献を促す重要な指針となるのです。

ご清聴ありがとうございました！
次回は第四回福沢諭吉の教えを現代に活かす：『学問のすゝめ』です！


私はオンラインカウンセラーとして活動しており、人間関係の悩みや仕事のストレスを経験したことから、この道を選びました。
これらの問題に直面している方々のサポートをしたいと思っています。
また、同じような思いを持つ方がオンラインカウンセラーとして活躍できるよう、サポートも行っています。
心に興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
詳細はこちらからご確認いただけます⬇️
リットリンク🍀

公式Line🍀
友達追加で無料カウンセリングプレゼント🎁

YouTube活動もおこなっております🍀

X（Twitter）毎日発信しております🍀



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？