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2023年1月の記事一覧

薄暮のクロニクル【他人の迷惑かえりみず、やってきました!マンガ感想!】(著:ゆうきまさみ:11巻完結)

前回「新九郎奔る」を紹介したときにチラとだけ言及したので、 別枠でこちらも紹介しておきます。 こちらはオキナガと呼ばれる不死者の話を書きます。 主人公は沖縄戦の時にオキナガになって、その姿のままずっと若い男性の姿をしている。 それにコンビで人間の女性がついて(こっちが語り手主人公) ふたりで事件を解決していく探偵と助手スタイルです。 オキナガというのは、ヴァンパイア的な存在ですが、 別に血を吸わないと生きていけない訳では無し。 (血を吸うと回復が早くなるようですが) 昼の

新九郎、奔る【諸君!ワレワレ漫画感想ハ!(をついに語り始めた漫画感想)】(著:ゆうきまさみ:現在連載中)

時代劇です。 大河の世界は必ず時代劇になるみたいですが、 中でも戦国時代は毎回のごとく取り上げられます。 中国みたいに何回も戦国時代が来たらネタも豊富なのですが。 日本では大体、 源平の合戦、南北朝時代、織豊時代、幕末明治。 に限られます。 壬申の乱とか絶対に取り上げられないですね。 しかし同じ戦国時代といっても、 戦国初期についてはあんまり語られず、 (要するに地味だからですが) 知らないことが非常に多いです。 扇谷上杉なんて誰も知らないですよね? (おうぎがやつうえす

過去の扉を閉めて、未来の扉を開ける。

すさのわさんのnoteに感化されてこの文章を書いている。 この映画、わたしも見てみたいなと思っていた。 新海誠監督の作品はいつだって古き良き日本の精神性を新しく斬新に現代風にアレンジして見せてくれるから好きだ。 「扉」というキーワードにわたしの意識が引っかかったので、久しぶりに長めの文章をnoteに綴ることにした。 実は人生にはたくさんの扉がある。 その中のひとつを開けてみてその扉の向こう側の世界へと一歩進んでみる。 そんなことの繰り返しが人生そのもののような気がしている

来世では、ちゃんとするよ?

"来世" (らいせ) この言葉に、ときどき、救われる。 この言葉に出会ったのは、 テレ東のテレビドラマ『来世ではちゃんとします』がきっかけ。 内田理央ちゃんが主演で、太田莉菜さん、小関裕太くんなど、有名な役者さんが多数出ておられる深夜ドラマ。 最初は、普通にこのドラマの内容とか、登場人物とか、役者さんが好きで見てみよ~って思って、 ちゃんとシーズン1から見て、超好きになったから シーズン2も見て、 そしてこの冬、新たに始まったシーズン3を見ている。 今週がちょうどシーズン

「洋画不振」の正体-なぜ『アバターWoW』は日本だけNO.1をとれないのか-

こんにちは。そして遅ればせながら明けましておめでとうございます。 モダンエイジの映画大好きマーケター栗原健也です。 さて12月に公開された、『アバター』待望の続編、『アバター:ウェイ・オブ・ザ・ウォーター』(以下『WoW』)が、世界中で特大ヒットを飛ばしています。公開から約1か月経た本記事執筆時点(1/23)で、世界興収は20億ドル(約2600億円)を突破。世界興収ランキングでも、既に歴代6位につけています。 しかしながら、そんな『WOW』も、「日本”以外”すべての国で1