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葬送のフリーレン

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『葬送のフリーレン』は、現在(いま)とても熱いマンガの一つだと思ってます。表面的には淡々と進んでいる雰囲気の時が多いですが、魂が熱く、奥が深い。原作マンガ、アニメいずれかを問わず…
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2023年7月の記事一覧

【葬送のフリーレン】フリーレンで国語の授業:第7話までの問題と解答例

本記事は、葬送のフリーレン第7話までの内容での、問題と解答例です。問題のみの記事は以下リンクにあります。 第1問問題 第6話にて、村の海岸の清掃を依頼されたフリーレンは、報酬が偽物の魔導書だと知りながら、その依頼を受けました。 その後、以下の引用のように、フェルンとフリーレンとのやり取りが行われます。 最後にフリーレンは、「そうだね。これは自分のためだ」とフェルンに言いましたが、「自分のため」とは具体的に何か説明してください。 解答例 ヒンメルが過去に、新年祭の日

★マンガ『葬送のフリーレン』の名言から学ぶ一歩を踏み出す勇気

落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか? マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。 今回は2023年7月時点、10巻発行・連載中の作品である『葬送のフリーレン』(©原作:山田鐘人・作画:アベツカサ/小学館)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。 『葬送のフリーレン』は

【葬送のフリーレン】構成のリフレイン:数珠つなぎ②

漫画「葬送のフリーレン」には、様々なリフレイン(繰り返し)が組み込まれています。それらを意識しながら読み進めるのも、この漫画の一つの楽しみだと考えています。リフレインの種類についての概要はリンクを参照して頂き、以下では具体例について紹介します。 対象は単行本全10巻97話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。 本記事で紹介するのは、構成のリフレインの「数珠つなぎ」です。 本記事は、以下の記事の続きになります。 「数珠つなぎ」とは漫画「葬送のフリーレ

【葬送のフリーレン】フリーレンの人間理解:概要

漫画「葬送のフリーレン」では、エルフであるフリーレンが、旅を通じて人間を理解していくという、1つの大きなテーマがあります。 勇者ヒンメルの死をきっかけに、フリーレンは人間を知ろうと考え、その後の旅の仲間との出来事を通じて、徐々に人間を理解していきます。 上記について、フリーレンが人間をどのように理解していったかを追うとともに、その旅以前での人間との交流、及び人間について理解したことを、時系列で整理することで、フリーレンがどんな流れで人間を理解していったかを考察したいと思い