投資の目標を立てた話

銀行の投資話に触発されて

 老後2,000万円必要だという政府のあおりもあって、漠然と投資に手を出しました。今考えると若かったんですね。(5年ほど)
当初に決めたことは以下の二つでした。

  1.   なくなったら稼ぐ手段が乏しいので安全側に重きを置いてやる

  2.  10年間市場で生き延びる(儲けを考えず、経験値を上げていく)

安全側に重きを置く

 安全と言われても右も左もわからない状態だったので、年金基金もやっている「ポートフォリオ」という概念を導入し、以下の三つに資金を分けました。分けただけです。

  1.  生活資金(現金、定期預金、保険など)

  2.  インフレヘッジ資金(金、銀、債券、リート、NISA積み立て投資など)

  3.  リスク資金(国内株式、米国株式、為替等)

10年間市場で生き延びる

 長い仕事人生のなかで一つだけ重要なことを言えと言われれば、「経験値を上げていくのが私のような凡人が成功するための鉄則だ」ということです。失敗に失敗を重ねながら、こうすればよかったということを反省して、ベテランになるということです。一生懸命失敗すれば、経験上10年で一人前だと思います。結局経験値を上げるためには市場で生き延びなければならないので10年間市場で生き延びるを目標にしました。
 ※ ユーチューブでtestaさんが1か月でこの状態を卒業したという話を聞いて、何とも言えない気持ちになった。でも、よく聞くとプロのパチンカーだったみたいで、投資と言えなくもないし、経験値上げにつながっていると思う。言っていることはすごく賛同出来て、「まず数を熟せ、まずかった点を考えて直せ。」1か月デイトレで高速ループすれば、10年間に相当する?ただし、若い人向けだと思う。

10年間市場で生き延びたければ、素直に人の言うことを聞いてはいけないーーー投資の第一原則にしてこれしかない、たぶん

 投資は情報を知らなきゃ始まらないけど、何について、どんな立場で、どの期間の話を、どういう基準で言っているのかなどは理解の外です。「自分なりに情報を斟酌して、いろんなソース、意見にあたって検証して、そして最後に自分自身にどう思うか聞く」ということです。でも、論理で考えるとなぜか当然と思えることもはずれるんですよね。感覚的にわかるようになるといいなー。私の着地点!
 投資の情報の中でなぜか情報の「期間」が最も重要な気がします。情報は生ものと同じなんですね。私の感覚では、話がとても新鮮なものだとして、その話が価格に織り込まれる期間が賞味期限ではないかと思う。当然腐った情報もあって、有害で腐臭を放つのでゴミ箱にぺいっ!と捨てましょう。
 大手メディアは政府広報です。各社違いがない。政府の都合を記者クラブ経由で流しているので当たり前か。ここだけをソースにするのはとても危険です。政府の都合と個人投資家の利益は一致しない、さらに、大衆に周知するので鮮度の落ちも激しい。つまり、個人投資家には偏りかつ腐った情報です。TV、新聞を中心に暮らしている人に投資をお勧めしない理由です。
 SNSも常にバイアスがかかっていると考えた方がいいです。持っている資産、受けた教育、投資手法、過ごしている環境などすべて個人個人で違うので当たり前です。その株が「割安」と言ったときに、「割安」の言葉の定義さえ人によって違うのだから。ただ、投資で成功している人の話はすごく参考になります。
※ 私の知る限り、第一級情報は会社四季報です。

いろんな材料、見解を多方面から聞いて自分なりに咀嚼、判断、負けたら傷口が浅いうちに撤退してルールを改善」 今の経験値では私にはこれが合っていると思っている。正しいとは言ってない。

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