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お城の草に寝ころび脳をリフレッシュ
頭の上には空がある。いや、顔の上か。石川啄木は空に流れる雲を眺めるだけで、脳をリフレッシュしていたのだろう。教室を抜け出してはお城の草に寝転んで、雲の流れを見ていた。
不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心
スマホの使い過ぎが原因で、脳に異常をきたす人がふえているらしい。過剰な情報収集によって脳がオーバーフローを起こした状態を、脳神経外科医の天野恵市さんは「情報過多シンドローム」と呼んでいる。(清流12号・知っておきたい身近なサイエンスより)。
すき間時間にいつもスマホを操作している。疑問があるとすぐに検索したりニュースやSNSをチェック。細かい情報まで徹底的に集めようとする‥。このような人がなりやすいという。
解決するには脳にとって有用な体験をして、脳に溜まったごみを浄化する。方法の一つは「大自然」との触れ合いが大切。多くの人は大自然の中に行くと心が洗われることを体験済みだ。
わざわざ遠出しなくても頭の上には空がある、と説いている。芸術、運動、甘いもの、深い愛情が脳を活性させる。10年ほど脳神経外科に通院していたが、こういう話は初めてだった。
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