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東京まで延伸、上野は通過駅になった

東北新幹線は23日、1982年6月23日に大宮-盛岡間で開業してから40周年の節目を迎えた。85年に上野、91年に東京まで延伸すると、私にとって懐かしの上野は通過駅になってしまった。

新幹線の新花巻駅ができてから、花巻駅にはあまり行かない。国鉄時代は花巻駅から夜行列車で上京したが、当時、乗客は「ごみ扱い」だ。途中駅に着くたびに多くの人々が乗って来る。

乗客はほとんど上野で降りる。満員電車以上の苦痛の中、5~6時間も立ち続ける。10分程度の臨時停車も数回。その都度ホームで体を動かす。車掌が「もう少しの辛抱」と声をかけた。

毎年、お盆の時期はこんな感じ。帰省して家族や友人知人に会う。楽しい再会もつかの間、上京時は体力勝負だ。現在は日帰り可能もお盆はパスしている。会いたい人がいなくなった。

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