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日本で初の心臓移植 社会事件に発展

あれから40年…(11年2月16日)約40年も前、世間を騒がせた2人が亡くなった。2月5日、連合赤軍の最高幹部・永田洋子死刑囚、65歳。2月14日、日本で初の心臓移植を行った和田寿郎氏、88歳。

68年8月、札幌医科大。日本で初の心臓移植。世界では30例目。移植手術を受けた男性は同年10月29日に死亡。一転、脳死の疑問などで社会事件に発展した。

当時、この心臓移植について、多くの人が書いている。私はその中から、渡辺淳一氏の「小説・心臓移植」=後に「白い宴」と改題、角川文庫=を読んだ。

16日の朝日新聞。渡辺氏は「勇み足だった。和田移植で日本は移植医療の後進国になってしまった」と書いていた。

72年2月のあさま山荘事件。テレビは生中継。仕事そっちのけで見ていた。秘密アジトとかリンチとか。逮捕後に同志12人を殺していたことが判明した。

仕事帰りにヘルメットを拾い持ち帰ったことがある。誰が通報したのか警察が来た。新左翼活動学生と勘違いしたのだろう。笑い話になったが、そういう時代だった。

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