思い出す熱海でのハチャメチャ忘年会
忘年会シーズンがやってきた。20代ころの忘年会を思い出す。いつも熱海で2日間行われた。編集局各部員は2班に分かれ、いずれかの日に参加した。幹部は2日連続の宴会となる。
酔っ払った先輩が襖とか障子を壊し始める。普段はおとなしい同僚が局長を呼び捨てにする。宴会後、街に繰り出し「話があるから出てこい」と電話で怒鳴る。私は酔いが覚めた。
昨今は忘年会も様変わり。不要論さえ出始めている。飲むなら気心が知れる人と、ということ。お酒抜きでボウリング、テニスを企画したりしてもほとんどの人が興味を示さない。
熱海での忘年会。いいこともあった。他部の部員、先輩、上司との触れ合いは有意義だった。翌朝、ホテルで別の班が作った新聞を読む。社内や自宅で読むときよりもなぜか新鮮だ。
ハチャメチャな忘年会はその後、部単位でやるようになった。当時(昭和のころ)あった行事で現在ないのは運動会。こちらはたった2回で終了した。私は最後の回に出場している。
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