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観光列車のSL銀河、23年春運行終了

JR東日本盛岡支社は19日、蒸気機関車がけん引する観光列車「SL銀河」(釜石線)の運行を2023年春に終えると発表した。14年から走行。客車の老朽化で部品調達が困難になった。

東日本大震災からの復興と地域活性化を目指して、県内外の鉄道ファンらに親しまれてきた。JR関係者は「地元一体で盛り上げてきた。釜石線の新たな活性化策も考える」と話した。

釜石線(花巻~釜石)の全駅には、駅名にエスペラント語による愛称がついている。花巻はチェールアルコ(虹)遠野はフォルクローロ(民話)釜石がラ・オツェアーノ(太洋)だ。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ではエスペラント語が多用されている。ちなみに、有名スポット・岩根橋&めがね橋に近い宮守の愛称は、ガラクシーア・カーヨ(銀河のプラットホーム)。

「SL銀河」を間近で見ているが、乗ったことはない。あるものが時を経てなくなる。その前に撮って、乗らなければ。

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