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ひっそりと木製の十字架が立っていた

高校の校歌一番の歌い出し。「城趾の西に聳ゆる瓦」。城址は鍋倉城址、聳ゆる瓦は校舎。この鍋倉山に古い木製の十字架がいくつも立っていた。名前も分からない人たちのお墓である。

本当に鍋倉山? と言われたら自信がない。場所も覚えていないが、こんなところにひっそりと。ちょっとした発見だ。すでに朽ち果てたのか、新しく建て替えたのか。気になるところ。

クリスチャンだった伯父のお墓が岩見沢(北海道)にある。十数年前、親戚6人でお墓参り。義姉が「キリスト教は初めてなんですよ」と言いながら十字を切り、胸の前で手を合わせた。

姉の一周忌で帰省、久しぶりに親戚と会える。弟の墓も参りたい。そういえば弟もクリスチャン。樹木葬で、昔見た十字架より一回り小さいとちの木を植えた。少しは成長しているかな。

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