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紅葉八幡宮 福岡県福岡市

紅葉八幡宮(もみじはちまんぐう)

紅葉八幡宮は、福岡県福岡市早良区高取にある神社です。

寛文6年(1666)に三代目藩主光之侯より奉納された鳥居を再建されたもので、7.5mほど高さを誇る県内最大級の大型石鳥居。

御影石製獅子頭
御影石製獅子頭
手水舎
御神水 利生の水
拝 殿

平安時代後期の治暦年間(1065~1068)に

陸奥国柴田郡より来住した柴田氏が

八幡神像に 自身の産土神のご分霊を勧請し

奉斎したのが創祀とされています。


その子孫である柴田蔵人佐繁信によって文明十四年(1482年)、

筑前国早良郡橋本村に八幡宮が建立されたのが創建とされる。


以来橋本村一円の鎮守神として尊崇を集め、

江戸時代には、橋本村で生まれ育った

福岡3代藩主・黒田光之の 産土神として

橋本の八幡宮は藩より格別の崇敬を受けた。

寛文6年(1666年)8月、

橋本村より西新百松原の地へ遷宮し社殿の造営し

藩内有数の大社となった。

後代の藩主の崇敬も篤く、神領100石が寄進され、

たびたび藩主の親拝があった。

明治5年(1872年)11月3日村社となる。

その後、境内地近隣に鉄道が引かれたため大正2年(1913年)10月16日、

現在地に移転した。大正11年(1922年)4月29日には県社に昇格。

現在でも西新地区の鎮守神、早良総守護として 地域の住民の崇敬を受ける。

『子安石』お産の鎮め
『歯固め石』子の成長祈願

御祭神

神功皇后(安産・育児の神)

応神天皇(厄除・開運出世の神)

菟道稚郎子命(子どもの守護神、学問の神)

玉依姫命(縁結びの神)

大己貴命(良縁・子授けの神)

菅原神(勉学の神)

素戔嗚尊(防災除疫の神)

軻遇突智命(火の神)

事代主命(えびす様)

稲倉魂命(お稲荷様)

金山姫命(金運の神)

埴安命(焼き物の神)

御利益

安産、子守り、厄除け・災難除け、縁結び、開運出世、 子育て、子授け、

夫婦和合、子孫繁栄、方除け、疫病除け、 水難除け、武運長久、

武芸上達、勝運、学業成就、合格、病気平癒、 無病息災、家内安全、

交通安全、海上安全、鎮火・防火、事業発展、 福徳円満、商売繁盛、

五穀豊穣、金運、豊漁、食物守護、鉱業守護、 金属加工、粘土・焼き物、

国土安泰、国家安寧など

本 殿

稲荷神社(皿山産土神)
宇賀稲荷神社(祭神:稲倉魂命)

御神徳
商売繋盛、家内安全、病気平癒など

神輿堂 除災獅子頭

江戸時代より続く『紅葉八幡宮獅子祭り』で用いられる獅子頭が納められ、

破邪の霊獣である獅子の眼力は災いを退けると信じられています。

鎮座地

福岡県福岡市早良区高取1丁目26−55


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