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好きを増やす

これまで、自分の好きを増やさないように制限をかけていたように思う。

自分の好きをあまり表に出さないようにしていた気もする。

なんでだろう。アンテナの数が増えて疲れると思っていた。お金がかかると思っていた。学生時代は自立するまでは好きなことばかりに没頭してはいけないと思っていた(研究という好きなことをしてたからそれ以外は我慢するべき、と思っていた)

社会人になりある程度お金に余裕が出てきて、自分が何を好きで何が苦手なのか、について真剣に考えるようになった。うつ病になって、そこから抜け出したくなって、否が応でも自分と向き合う必要が出て来た、というのもある。

そうしたら無意識に好んでいたことに気づいたり、新しい好きを増やすことができた。結果、とても楽しい。次の日何をして過ごそうか、考えることができる。思考回路が一寸先は闇状態だった頃に比べれば大きな進歩である。

料理、読書、カラオケ、洋服、ピアノ、、、

好きなものが増えたとき、生きる意味がたくさんできる。

この料理作ってみたい(明日作ろう!)
この本読みたい(来月が楽しみ)
アーティストのライブ行くぞ(来年参加だ!)

気づくと己の生きる先が明日から来月、来年…と延びている。

好きを増やす。己の希望寿命(生きたいと思う長さ?)が増える。自分の好きなものを知ることで、今少しずつ私の輪郭ができている。


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