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30歳だし、落ち着いた社会人になろうねムーブにハマれなかった俺

転職活動。ありがたいことに2社から内定をいただいた。

どちらの会社にするのか。死ぬほど迷った。それはもう、大阪の、明らかに胡散臭い占い師を三件はしごしてしまうほど迷った。

どの占い師に聞いても、どっちがいいとは言えんね。自分の直感を信じることだよ、と、至極真っ当なことを言う。

またまたものすごく悩んだ。俺はどっちの会社に行くべきなんだ。

僕は20代の頃、SNSという水物の世界で、バズるかバズらないかみたいな仕事をがむしゃらにしていた。

どうしたらTwitterでみんなが楽しんでくれるだろう?どうしたらTwitterでみんながシェアしてくれるだろう?ということを考えながら、ひたすらクイズや診断、動画を作っていた。

とても楽しかった。企画を考えるのはめっちゃくっっっっっちゃしんどいこともあったけれど、それをSNSの海に放ち、いろんな人が楽しんでくれることが何よりの幸福だった。

けれど僕はここ数年、そうした企画をする仕事からは遠ざかっていた。

30歳を超えたあたりから、なんとなく中堅として扱われるようになって、なんとなく、ちゃんとした社会人ムーブみたいな仕事を求められるようになった。

バズるバズらないとかは20代に任せて、30歳はカタカナ英語を使いまくるなんちゃって会議a.k.a.MTGを四六時中やって、アジェンダを揃えて、スマートで落ち着いた仕事をしようね、みたいな。

それで結婚して、子供ができて、フルリモート環境を活用して、しっかり育児もこなして、会議で「ちょっと今日幼稚園が休みで〜」と言いながら可愛い可愛いキッズがビデオカメラにいたずらをして。同僚から「癒される〜」と言われてね。

わかる。そういう生活、理想なんだよ。ほんと。わかるよ。それが30代に求められてることなんだよね。

俺は頑張った。そういう30代を送れるように。

でも、なんか違うんだよ。今の俺には無理というか。

なろうとしたけど、そもそも合ってないから無理だった。

なので今回の転職活動では、もう一度、20代の時のようにがむしゃらに頑張っていけるような仕事を軸としていた。

話を戻して2社のどちらに進むか問題。

面白い企画をする、才能あるクリエイターをフォローする仕事。

20代の時にやっていたような、自分で企画して頑張る仕事。

どっちがいいんかなぁと死ぬほど迷ったんだけど、オファー面談で「何をやっている自分が一番楽しかった?」って聞かれて、

「自分が企画して、何かを作ってる時」と即答できた。で、後者の会社に即決した。

大阪の占い師に総額1万円ぐらい払ったけど、返して欲しいぐらいの速さだった。

そう、結局俺は、自分で何かを企画して、何かを作ってる時が一番楽しかったのだ。

次の会社では、そういう仕事が求められている。これは行かない手はない。

引越しとか大きめのイベントが重なるけど、がんばろう〜〜〜

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