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『砂糖の世界史』は人間の砂糖を巡ってきた歴史が俯瞰してわかる

人類は砂糖を求めてきたーー

こんばんは。
カーボです。

今日は『砂糖の世界史』について
説明していきます!


小学生の娘の課題図書?だったんですが
面白かったので紹介します!

◯人類は砂糖を求めてきた

人類の歴史は砂糖を求める歴史でした。

今、僕がやっているみたいな
「砂糖は健康に悪い!」
という活動はほんのここ数十年のこと。

それまでは砂糖は莫大な富を生む源泉として
多くの人類が求めてきたわけです。

◯大航海時代と奴隷と砂糖の密接な関係

細々と作っていた砂糖が莫大な土地で
一気に作るようになったのは15世紀の
大航海時代からのこと。

砂糖の原料となるサトウキビはその土地の
養分を吸い取って枯れさせてしまう
という特長を持っていたため、頻繁に
安定して作れるようなものではありませんでした。

それが変わってきたのは大航海時代で
サトウキビが作れそうな莫大な土地と
これまた多くの工程を作業する奴隷が
見つかったからです。

奴隷の扱いの悲惨さは
人類の負の歴史として
語り継ぐべきものです。

このような多くの犠牲があって
砂糖産業というものが
成り立ってきたわけです。

◯砂糖がもたらす莫大な富

こうして列強は砂糖を手に入れる
ことにより莫大な富を手にします。

これは今日に至るまで富の源泉として
砂糖を作っている業者、それを使って
販売している業者が潤っているのと
全く同じ構図です。

人は苦味に対しては毒の可能性もあるため
最初の印象は悪いですが、砂糖に関しては
最初の一口からおいしくて嬉しいため
本当に万人に受け入れられるものです。

こうやって人類は砂糖により
世界を支配してきたことがわかります。

この本は小学生向けなのですが、
それだけにとてもわかりやすく
砂糖が世界をいかに変えてきたかがわかります。

とても面白い本だったので
興味のある方は是非読んでみてください。

30年以上前からある超有名な本なので、
図書館にはおそらく必ずあると思います。

では、また!

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