けんいちさんの『上海生まれの娘と僕は三角関係』は父から娘へのラブレター
直接伝えられない想いを本に!
こんばんは。
カーボです。
今日はけんいちさんの
『上海生まれの娘と僕は三角関係』を
レビューします!
↑本はコチラ
◯けんいちさんとは
Kindle作家の図書館の館長でもある漫画家兼Kindle作家さんです。
色んなことに手を出していて
なかなかすごい人です!
僕にとって初めて会ったKindle作家さんでもあります。
◯いきなりの緊迫した展開
冒頭から緊迫した展開で始まります。
娘さんがもう学校に行きたくない
いわゆる「登校拒否」とのこと。
突然のことに戸惑うけんいちさん。
でも、考えてみると予兆はたくさん
あったわけです。
そんな中で娘さんの生まれから
生い立ちまでの回想が始まるのでした
ーー
とても惹きつける展開でここら辺は
すごく上手いと思いました!
◯娘への想いと届かぬ想い
僕にも娘がいるのでけんいちさんの
想いは非常によくわかります。
気にかけているし、愛情はあるんだけど
思ったほどは上手く話せないし、
伝えられない。さらに中国国籍の娘さんとは
言葉の壁まであります。
その上手く伝えられない溢れるような想いが
この本には綴られています。
読んでて途中で涙がこぼれそうになったことも
何度か。
このもどかしい思いが伝わるといいですね!
◯気になる結末はーー
本の後半では回想が一巡して、元の娘さんの
「不登校」問題に戻ってきます。
事件は思わぬ決着をみます。
解決方法も中国的、というか上海的?
なカルチャーを感じました。
その意外な結末は是非、
本編で読んでみてください!
そんな娘さんへの愛情溢れる一冊。
娘を持つ父親なら
共感すること間違いないですが、
そうでない方でも
感動できること請け合いです。
では、今日も「今」を大事にしていきましょう!
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