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朝井リョウさんの『何者』を読みました!

お前は何者ー

こんばんは。
カーボです。

今日は朝井リョウさんの
『何者』を読んだので感想文です!

「面白いから」と勧められたのですが
確かに面白かったです!

◯就職活動をめぐる青春劇と思いきや…

主人公拓人を中心とした就職活動をめぐる
5人の男女の青春群像劇、と思いきや…

途中から様子が変わってきて、
最後は全く思いもかけない展開に

観客席に座って劇を見てたと思ってたら、
いきなり自分が舞台に引きずり出されて
みんなから詰められる、そんな本です。

何を言ってるのかわからないかも
しれないですが😄、読めば納得して
もらえると思います!

◯構成の作りのうまさ

書き手目線で言うと、とにかく構成が
うまいなーと思います。

伏線のちょっとしたものが効いてきて
最後の種明かしをしたときに
「あの時の引っかかりはこういう意味
 だったのか」
と納得できて、そこにカタルシスが
あるなーと思います。

具体的には元相棒の演劇作家が
毎月頑張っているのを見下すシーンとか、
友だちの女の子が学生なのに名刺を
作ってるのをバカにするシーンとかですね。

最後に「ああ、そういうことか」
という感じがしました。

小説を書くからには、
こういう構成を意識したいですね!

◯日替わり紹介

僕も朝井さんの足元にも及びませんが
ようやく小説を出版することができました!

自分で書いてみて、改めてわかる
一流作家のすごさですねー😊

こちらは15分で読めますので是非!
『何者』はたぶん、3時間くらいは
かかるかなーと思います。

では、また明日も良い一日を!

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