見出し画像

【行動習慣】宣言の落とし穴

こんばんは。
カーボです。

今日もためになる情報をサクッとお届けします!
今回は「宣言の落とし穴」についてです。

〇「宣言すること」は良いとされているが…

多くの自己啓発本で推奨されているのが「宣言」すること。

でも、実際には宣言してみたけどうまくいかなかった
という経験のある方多いのではないでしょうか?
かくいう、僕も経験済みです(笑)

そんな「宣言」について今回は落とし穴と注意すべきポイントを
抑えてみました。

〇「宣言」の落とし穴

宣言には下記のような落とし穴があります。

1.達成感の先取り

宣言効果の最大の落とし穴は、
目標を宣言することで達成感を先取りしてしまうことです。

実際にはまだ達成していないのに、
周囲からの称賛や期待により、
自分がすでに目標を達成したかのような
錯覚を抱いてしまうことがあります。

その結果、実際の行動が後回しにされることがあります。

これは行動科学の実験によって証明されていることでもあり、
「先に祝う」「達成をイメージする」という一見ポジティブなことが
行動を邪魔してしまうというのは意外でもあり、経験上
腑に落ちることでもあります。

2.プレッシャー過剰

宣言効果は、ある程度のプレッシャーをかけることで
行動力を引き出す効果がありますが、
プレッシャーが過剰になると、
かえってマイナス効果を生むことがあります。

自分が達成できないと周囲に恥をかくという思いから、
過度なストレスを感じてしまうんですね。

これも本当あるあるですね。
宣言が失敗する一番の原因がこれかなと思います。

3.目標の見直しが難しくなる

目標を宣言した後、状況や自分の考えが変わって
目標を見直す必要が出てきた場合、
宣言したことによって見直しにくくなることがあります。

周囲に目標を宣言してしまったために、
見直すことをためらってしまい、
最適な選択ができなくなる可能性があります。

4.他人との比較によるストレス

宣言効果を利用する際、
他人と自分の目標を比較してしまうことがあります。

他人が達成しているのに
自分だけ達成できていないと感じると、
ストレスがたまることがあります。

また、他人の目標達成を追い越すために
無理をしてしまうこともあります。

上記のように宣言は必ずしも良いことばかりではなく
リスクも含まれています。

では、対策はないのでしょうか?

〇宣言をうまくいかせるための対策

ここでは宣言をうまくいかせるための
対策をいくつか考えてみます。

1.自分の気持ちを大切にする

目標達成のためには、他人からの期待や評価ではなく、
自分自身の気持ちを大切にすることが重要です。

自分がなぜその目標を達成したいのか、
その理由や意義を明確にしましょう。

もし、理由が明確でなくなったとき、
それは宣言してまでやる価値のあるものでは
ないかもしれません。

2.適切な範囲で宣言する

宣言効果を利用する際は、
適切な範囲で宣言しましょう。

信頼できる友人や家族にのみ宣言することで、
過剰なプレッシャーや他人との比較によるストレスを軽減できます。

ここは諸刃の剣なので難しいところですが、
個人的にはTwitterで宣言するあたりがライトかつ、
適度なプレッシャーということで良いと思います。

3.目標の進捗を定期的に確認する

宣言効果の落とし穴に陥らないためには、
自分の目標達成に向けた進捗を定期的に確認し、
達成感を先取りしないようにすることが大切です。

進捗を確認することで、
現実的な状況を把握し、
自分のポジションがわかるので、
変におごり高ぶることなく、適切な行動を取ることができます。

4.柔軟な目標設定を心がける

状況や自分の考えが変わった場合に
柔軟に目標を見直すことができるよう、
目標設定を柔軟に行いましょう。

目標を見直すことを前提とした設定にすることで、
宣言した目標に固執せず、
最適な選択ができるようになります。

この「柔軟に目標を変えられる仕組みにする」
というのは案外良いと思います。

イメージとしては3ヶ月、半年ごとに
自分の目標を見直す感じですね。

〇まとめ


宣言効果は、目標達成に役立つ一方で、
その落とし穴に注意する必要があります。

達成感の先取りや過剰なプレッシャー、
目標の見直しの難しさ、他人との比較によるストレスなど、
宣言効果の落とし穴を避けるための対策を取り入れることで、
より健康的な目標達成が可能になります。

自分に合った方法で宣言効果を利用し、
目標達成に向けて効果的に進んでいきましょう。

では、今日も「今」を大事にしていきましょう!


よろしければ、サポートをお願いします。受けた恩は3倍返しにして必ず返します!