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【断酒】人はプロパガンダ(CM)に弱い

こんにちは。カーボです。

今回はライフワークにしている断酒啓蒙の記事です。

好評の第一弾はコチラ↓

今回は断酒と密接に関わっているプロパガンダ(CM)のお話です。

1.プロパガンダ(CM)は強力!

ふと、なんで大手メーカーは高いお金を払ってCMを打つのだろう? と思う時はないでしょうか。

いい大人(私)にはそんなCM効かないのに。分別のある大人は良いものは買うし、悪いものはいくら宣伝されても買わない。費用対効果に合ってないんじゃ? と。

答えはもちろん、費用以上に抜群に効くからです。こんなエピソードがあります。

2.本当にあったプロパガンダ(CM)の怖い話

場所はアメリカ。ときは第二次世界大戦のころ。
民主主義国家のアメリカではまだ戦争反対派も多くいました。

アメリカ軍は賛成派を増やすためのプロパガンダ映画を作成しました。

戦争はいいものではないけれど、今はこの戦争に勝つしかない! 兵士たちは頑張っている!

わかりやすい兵士が戦場で懸命に頑張っている様子の映画を作成して一般人のモニターに見せたところ、酷評の嵐。

お涙ちょうだいの安っぽい映画だ。戦争に勝つしかないなんて勝手な理屈だ。


こんな声ばかりでした。いい大人に効くわけない。まあ、そうだよな、と思いながら念のため追跡調査をしたところ、驚くべき結果が判明しました。

なんと半年後にアンケートをするとモニターをした多くの人々が、

今は戦争に勝つしかない。兵士たちはよく頑張っているという話を聞いたことがある。

と映画で宣伝した内容をその映画から知った情報ではなく、まるで自分の知識であるかのように話し始めたということです。

映画を観た記憶は消えても、今は戦争に勝つしかない、兵士たちは頑張っている、というメッセージだけが頭に残った

これがプロパガンダ(CM)が強烈に効果があることを示すおそろしいエピソードです。

そして、味をしめたアメリカ軍はバンバンプロパガンダ映画を作り、効果を上げました。そして、今でもそれはテレビのCMなどの広告業界で存分に活かされています。

3.酒に置き換えてみると……

さて、ときは現代の日本。

ちまたでは酒のCMであふれています。テレビはもちろん、YouTubeでも、CMや案件動画などたくさんありますね。

お酒は美味しい!また美味しくなった!
仲間と飲むともっと楽しい! 酒は最高!

そんなCMであふれています。

酒はドラッグです。
世界中で毎年何百万人の人が酒が原因で亡くなり、もっと多くの人が依存症で苦しんでいます。

なんてCMは一つも流れません。その結果、皆さんは酒は何となくいいもの、酒は幸せの象徴だと思いこまされています。宣伝の効果ではなく、まるで自分の知識で有るかのように。本当はおびただしい量のプロパガンダ(CM)のおかげなのです。

そして、これが現代の日本の現状です。

4.プロパガンダ(CM)への対策


このCMを避けることが難しい現代において、無力な我々ができることはわずかです。

もちろん、そういうCMを流させないよう抗議するこたは一定の効果はあると思います。

実際、CMの喉越しの「グビグビ」音は有志団体の抗議の結果、なくなりました。ただ、それでもCMの効果はまだまだあります

日本ではとりわけ優秀な方々の中のさらに優秀な方々が、CMを作る仕事をしています。我々の潜在意識に訴えかけるCMを作るのはおてのものです。

シンプルですが、酒のCMを見ないようにしましょう。流れてきたら反射的に消す。プチプチをつぶすように感情的にならずに消しましょう。

そして、酒の害を知りましょう
「酒 害」などで検索すれば色んな酒が有害である知識を得ることができます。

例えばコチラ

そうやって酒の害の知識を自分にプロパガンダしていきましょう。この知識の積み重ねが、効果あります。

5.まとめ

いかがだったでしょうか。

1.プロパガンダは強力!
2.プロパガンダは戦争にも活かされていた
3.現代に置き換えてみてもやはり強烈
4.我々ができることはプロパガンダを遮断し、正しい知識を得ることだけ

一旦、この現状に気づくと、皆さんが想像されている以上に酒のCMを避けることは困難です。

僕も微力ですが、酒の害を訴えるプロパガンダをして対抗していきたいと思います。

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では、また!

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