残酷だ。同期の堪える涙に、何も感じない。
「GWは何されるんですか?」
きっと連休前に何度も交わされている会話。
「親をお花が絶景な公園に連れていきたいな」
同期が楽しそうに話す。
そういえば、別れの時期、
涙しながら、去るものを送り出していた同期。
カラッカラだったわたしは自分が残酷な奴に思えた。
社会人になって2.3年が経つ。
新しい土地で過ごす毎日は新鮮で刺激的だ。
やりたいことを1つずつ。
できることが増える度に、少しずつ満たされていくわたし。
『人を大事するためには、まずは自分を大切にすること。』
よく聞く言葉。
自分という存在がしっかり地に足つけて生きてないと、他人を幸せにすることはできないっていうのは何となく分かる。
社会人になったばかりの頃は、自分の興味関心に素直に応えてきた。
そのスタイルは今も変わらず引き継がれているけど、応えた先に残る違和感がもどかしい。
『どこに行くか』よりも、『誰と行くか』なんじゃないか。
そんなことを感じた20数回目のGW。
『変わりたい』
形は違えど、人生の各フェーズで私に降りかかる課題。
これまで変化を感じれたことはないけど、
最近のわたしは確実に変わっている。
そう確信するわたしと、行き先はこの道で合っているのだろうかと疑うわたし。
どっちも大切にしてあげたい。
これは欲張りなのだろうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!