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古代史:日本人の遺伝子

「たすけて〜」そう聞こえたので声を探すと雀のひなが私を見てました。
怪我をしてるようで両手でそっと持って夏の初めの日差しから隠れることができる庭の草むらに移動しました。「ええこと、したった」٩(ˊᗜˋ*)و
その後、親鳥が何回か餌を運んでいるのを目撃しました。そのうちいなくなりました。

日本人には虫の声が聞こえるのはYAP遺伝子を持っているからというのは有名な話です。Y染色体に含まれるYAP遺伝子は日本人男性の40%に見られ、世界的には中東やチベットなどのごくわずかにしか見られない特殊な遺伝子だそうです。自分以上に他人に尽くす性格を持つので「親切遺伝子」とも言われています。なんか、分かりますね。エフライム族は親切で親しみやすく勤勉で真面目な部族だったと言われています。前回書いたように、北イスラエル王国のエフライム王族が天皇につながっています。エジプト宰相になったヨセフの子の部族です。

皇室も増えてくると、さすがに養えなくなるので庶流(嫡子以外の次男以下)は臣籍降下といって天皇を支える武士集団となって全国に広がりました。平氏も源氏もそうですし、宇多源氏佐々木氏の系統の当家も同様です。もとを辿ればたどり着くかも、くらいの感じですが、日本人の本当に多くの人たちがそんな出自なのです。そりゃ、さすがに2千年も時が経つとそうなります。そういうことで、多くの日本人には北イスラエル王族のYAP遺伝子があり、虫の声の風流を楽しむことができます。
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日本人はYAP-Dで、現在のイスラエル人など中東はYAP-Eで南ヤダ族がYAP-Eという説もあります。大陸系はO遺伝子が多く、日本でも50%くらいもっていますが、東アジアや東南アジアに多いハプログループで枝分かれの距離はかなり遠いです。C遺伝子も少ないですがわずかにいるそうです。これは中央アジアや北アジアに分布しています。ただ、これだけで考えるのが困難なのは、日本人のDグループや中東Eグループが枝分かれしたのが3万年前という推定結果もあるからです。

もうひとつのアプローチであるミトコンドリアDNA(mt DNA)母系遺伝をあわらしており、見た目の形質がよく現れると言われています。これでは、南方系縄文人のM7系統と大陸からの弥生系のD4やD5系統 の2つに大別されこれで 全体の6割を占めます。縄文人も弥生人もほとんど同じ”東アジア人”で ミトコンドリア的には韓国人と日本人の遺伝距離が近いです。つまり、北イスラエル部族が日本に来るまでや来た後も東アジアの女性と結ばれて子孫を残したことになります。

遺伝子のハプログループによる分類だけでは日本人の起源を解明することはできません。そのため、私個人的には、アミシャブなどの調査機関が各地の民族の足跡を調査したものとメインとしてハプログループは補助的に見ています。

YAP遺伝子は生理学的な側面から言うと転写共役因子 YAPと呼ばれ、組織張力の制御に必要不可欠な活性制御を担うと言うことが分かってきました。
脊椎動物は3次元的なからだの形態で組織や器官が正しく適切に配置されることではじめて機能を発揮します。この3次元的な形態形成に組織張力の制御は不可欠です。魚のヒラメやカレイは組織張力が弱いのであのような形態になります。日本人のYAP遺伝子は、体の臓器や器官が適切なサイズで適切な位置に配置され、お肌のハリも良い、というメリットがあるようです。これが「虫の声」を聞き分けることができる能力とどう繋がるかは不明で、まったく組織張力とは関係ないかもしれません。

一方で、YAP遺伝子は肝臓が肥大しやすくがん遺伝子を刺激しやすいと言う研究結果もあるようです。日本人のガンが他の先進国よりも減少しづらいのはこれも要因かもしれません。なので、みなさま飲酒はほどほどにした方が良さそうです。



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