九兵衛の「日本を語ろう」

コラムニスト。分野は政治・経済・社会・科学・企業経営など。経験は、電機メーカー新規事業…

九兵衛の「日本を語ろう」

コラムニスト。分野は政治・経済・社会・科学・企業経営など。経験は、電機メーカー新規事業・証券ファンドマネージャー責任者・病院グループ理事長補佐官・企業経営など多彩です。昭和30年代に鉄腕アトムを観て育ちました。16代目です。道徳感を大事にしています。YouTube:九兵衛の視点

最近の記事

陰謀を全世界に晒した米民主党:トランプ氏暗殺未遂事件

7月13日のペンシルベニア州の選挙集会で起きたトランプ氏暗殺未遂事件ですが、マスメディアやYouTubeなどでもさんざん報道されてますね。 この事件で、トランプ氏が幸いにも軽傷で済んだことに安堵を覚えるとともに、銃撃に巻き込まれた一般市民に哀悼の意を表したいと思います。 「米民主党ディープステートは、これで『陰謀の真実』を全世界に晒した」と九兵衛は思っています。 130mの距離の建物の屋上に狙撃者がライフルをもって梯子を登っているのが目撃され、地元住民が警察に通報したのは

    • 徒然に思ふこと (2) :欧州の右派が打つべき次の一手!

      今回のEUと英国の選挙は予想通り右派の圧勝でしたね🎵 4月21日付「6月のEU議会選挙は保守に期待!:欧州保守派事情(3)」 EU選挙と右派躍進の背景と意味 今回は(1)「ロシアとの戦争へとひた走るEU理事会とNATOへの反発」、と(2)「更に深刻化する移民を引き起こすEU理事会への反発」が欧州の国民の怒りに火をつけた結果が如実に選挙結果に反映しています。 7月1日付でEU議会の議長国となったハンガリーのオルバン首相は当番期間の6ヶ月をフルに使うために初日からアクセルが

      • 徒然に思ふこと (1) :グローバリストを「大腸包小腸」的にネーミングすると

        皆さまいかがお過ごしですか? 昨日、4年ぶりにトランプ前大統領とバイデン大統領の公開討論会がありました。4年前は「けなし合い合戦」で「見るに耐えない」とか「敗者はこんな酷い討論を聞かされた視聴者だ」とか散々な評価でした(苦笑)。今回はMCがそうならないよう持ち時間を区切ったので、そこまでは行きませんでしたが、相変わらずで「トランプ氏は冷静で、バイデン氏はボケていた」という印象です。バイデン氏が相変わらず嘘八百並び立てていましたが「よくもまあ息を吐くように、嘘ばかりつけるなあ」

        • 覇権がなくなる日(5)

          1996年のCBSテレビで「対イラク経済制裁について、現地の50万人の子どもが死んでいる。これはヒロシマの原爆投下より多いと言われている。これについてどう思うか?」というキャスターの問いに対して「それだけの値打ちがあるのです。(We think, the price is worth it.)」とオルブライト国務長官(クリントン政権時代)は答えました。この発言に対して腹に据えかねた国連の経済制裁担当官3名が辞任。 そのうちの一人のアイルランドの外交官ハリディ(Denis H

        陰謀を全世界に晒した米民主党:トランプ氏暗殺未遂事件

          なぜ欧米の啓蒙思想は不道徳なのか(4)

          米国は1776年に独立し、今年で248年です。老中田沼意次やエレキテルを完成した平賀源内の時代ですね。 米国の思想の根底 英国国教会の堕落と弾圧を逃れ、聖書に基づいた純粋なキリスト教を信仰する新しい共同体をつくりたいという清教徒(ピューリタン)の強い信念が1600年代から彼らが米国に入植した理由で、当初は清浄に生活する清教徒的な風潮が米国社会の主流でした。 しかし、そのうちにプロテスタンティズムに基づく勤勉を重視することで生活が豊かになったのは良いのですが、成功という徳こ

          なぜ欧米の啓蒙思想は不道徳なのか(4)

          明治以降の偉人に影響を与えた「聖人」の美徳(3)

          今回は「山田方谷(ほうこく)」という人物について書きたいと思います。 九兵衛が最も尊敬する人物です。 過去2回にわたって「美徳」とか「道徳」が1万年を超える人類共通の規範で、普遍的なものであることを述べてきたのは「山田方谷」を知ってもらいたいというプロローグであったと言っても過言ではないかもしれません。 倉敷の北で、現在の岡山県高梁市にあたる備中松山藩の人で、幕末期が始まる直前の時代に活躍しました。学問を学んでいた頃は佐久間象山とライバル関係にあったとされています。備中松山

          明治以降の偉人に影響を与えた「聖人」の美徳(3)

          七つの大罪と七つの美徳(2)

          前回に続いて美徳virtueのお話です。 聖書の「七つの大罪」vs 「七つの美徳」 淫蕩・色欲 Lust(山羊・堕天使アスモデウス) ⇔ 純潔 Chastity 貪食 Gluttony (豚・堕天使ベルゼブブ)⇔ 節制 Temperance 強欲 Greed(狐・堕天使マモン)⇔ 慈善 Charity *拝金主義のマモニズムmammonismはここから来ています。 怠惰 Sloth (熊・堕天使ベルフェゴール)⇔ 勤勉 Diligence 憤怒 Wrath(狼

          七つの大罪と七つの美徳(2)

          人類に普遍的な縄文時代の美徳(1)

          人類共通の美徳(virtue)の概念は縄文人から始まっていたのではないか? そんな風に思えるのです。 学術的な根拠にも乏しく、九兵衛個人の推測の域を出ませんが、そんな妄想にお付き合いください。 土器の存在意義が奥深い 世界最古の土器は佐世保市の洞窟から出土した 豆粒文土器で紀元前1万年頃。イラクのジャルモ遺跡の土器が紀元前6500年頃、トルコのチャタルヒューク遺跡の土器も同年代、エジプトのファイユーム遺跡も紀元前5000年頃なので、縄文土器が圧倒的に古いのです。 獣を狩

          人類に普遍的な縄文時代の美徳(1)

          6月のEU議会選挙は保守に期待!:欧州保守派事情(3)

          英国のブレグジットBrexitが国民投票で決まったのが2016年6月で、EU正式離脱が2020年2月。早いものですね。 2016年当時の数字ですが、フランスでもEU離脱の国民投票を望んでいる国民が53%もいました。ついでに、その当時のアンケートですが・・・。 EUを好ましくないとの答えが多かった国:ギリシャ71%、フランス61%、スペイン49%、英国48%、ドイツ48%。 EUが好ましいとの答えが多かった国:ポーランド72%、ハンガリー61%、イタリア58%、スウェーデ

          6月のEU議会選挙は保守に期待!:欧州保守派事情(3)

          文化や文明を築いたのはどんな人たちか?:欧州保守派事情(2)余談

          昔、ある国の社会学者Aさんがこんな事を言ってました。 「文化とは文明のもつ民族的な側面であり、一方、文明とは文化のもつ一般的側面である」 「西欧の学者の主張は次のようなものである。それは、『文化という特別な現象を創り出すことができるのは優秀な民族に限られ、しかも、文化を創り出す民族には先天的に特別に進化した神経組織・頭脳・知性が備わっていなければならない。それゆえ,文化を創り出すのに適切なのは、ごく少数の民族だけなので、文化を創り出すことの出来ない民族にはそれを与えてやるし

          文化や文明を築いたのはどんな人たちか?:欧州保守派事情(2)余談

          マスコミが批判するハンガリーの首相が素晴らしすぎた🎵:欧州保守派事情(1)

          ハンガリーの有名人というと、中にはジョージ・ソロスをイメージする人もいるかもしれません。ハンガリー系ユダヤ人であり、米国民主党急進左派(グローバリスト)の強力なスポンサーであり、世界に厄災をばら撒いている有名人です。 しかし、最近では正反対のスタンスで注目を集めている人がいます。それが、ヴィクトル・オルバン首相です。グローバリストに牛耳られているEU理事会(フォン・デア・ライエン委員長など)から敵視され、冷遇されても多くのヨーロッパ人の共感を集めています。 米国の独立系ニ

          マスコミが批判するハンガリーの首相が素晴らしすぎた🎵:欧州保守派事情(1)

          米国よ!失望させるなよ

          米国の民主党が、米国も先進国にも厄災をばら撒いている。 なんで民主党がこんな風になってしまったのだろう? 民主党が、逸脱し始めたのはディープステートが絡みはじめた頃からですが、90年代のクリントン政権の頃までは問題はあったもののまだマシでした。おかしくなってきたのはオバマ政権の頃からで、特にクリントン元大統領の妻ヒラリーが大統領を狙い出した頃からという印象が強いです。 ヒラリーは女性や黒人からの集票で有力候補になったのですが「権力欲が強い女性」「平等主義の仮面を被った白人

          米国よ!失望させるなよ

          「初夢」予想的中ちゅう🎵

          YouTube版 九兵衛の視点 「辰年だよ〜🎵・日本の強化書 2024年初夢編」で元旦に投稿した動画ですが、的中コースの軌道に乗ってきています。 これで、世の中が良い方向に動きつつあります。 2024年 九兵衛の初夢予想 悪い政治家が逃亡する! 米国:トランプ人気復活!バイデン氏が逃亡寸前!(2月4日追加動画:YouTube「不適切にもほどがある」):この時点では1月15日のアイオワ州と23日のニューハンプシャー州の共和党予備選でした。そして悪名高きディープステートの手

          「初夢」予想的中ちゅう🎵

          不適切にもほどがある!

          もう!なんと言えば良いのでしょうか? 米国のバイデン民主党も不適切💢 日本の岸田政権も不適切💢 新金曜ドラマ阿部サダヲ主演の「不適切にもほどがある!」は笑えますが😅 日米の政治リーダーは笑えません。 岸田政権がバイデンの言いなりになっているのは、ホントに国益を損ないます。 そんなYouTube動画を久しぶりにアップしました! 注釈)記事のキャッチ画像と記事の内容があっていませんね💦不適切?

          不適切にもほどがある!

          派閥解散は当然、しかし検察にも不満!

          昨年12月10日付の記事「日本強化書:政治献金も政党も不要!(7)」で書いた方向に少し動き始めましたね♪ 1月19日、安倍派(清和政策研究会)・二階派(志師会)・岸田派(宏池会)の3派閥が解散を決定しました。 政党自体が単なる任意団体で、その政党の中の派閥も単なる任意団体です。「任意団体とは法人格も持たない友達サークルみたいなもの」です。 そのお友達サークルに対して315億円もの政党交付金が支払われている事自体が異常なのに、さらにはパーティ券の収入を不記載にして脱税までして

          派閥解散は当然、しかし検察にも不満!

          米大統領選シーズン入りしましたね♪

          1月15日(月)の米国はキング牧師生誕日で祝日ですが、アイオワ州では共和党の大統領候補を決める党員集会が行われました。 マイナス20˚Cに迫る厳しい寒波の中で集会に参加するのも命懸けですね (T_T) アイオワ州は全米で最も平均的なプロフィールの州ということで初戦として重視されており、ここを共和党が取るのか民主党が取るのかを占うスイング・ステートのひとつです。 過去は2016年も2020年もトランプ氏の共和党が取っていますね。 このアイオワでの党員集会直前の共和党の各候補

          米大統領選シーズン入りしましたね♪