見出し画像

SDGsの活動としてのヨシ紙

河川敷に生育している葦(あしという植物ですが、あしだと悪いをイメージするらしく、ヨシと呼んでいます)から、ヨシ紙を作り始めてもう20年。

葦は、河川敷で大きく成長するススキのような植物です。

大きく成長する時に、河川の水の中のリンや窒素を栄養素として成長するため、水を浄化する植物と言われています。

鵜殿のヨシ2鵜殿ヨシ原研究所081122 (282)

こんな感じです。

国内の河川敷で刈り取った葦は、山梨県にある西嶋和紙工業協同組合に葦を運び、ヨシパルプに加工して頂いています。日本中でパルプに加工できるのは、ここだけです。

そのヨシパルプを30%配合して、残り70%は木材パルプで、和紙を漉いたのがヨシ紙です。

葦の色が感じられる、ほんのり茶色のヨシ紙。

葦の繊維も少し見えて、なかなかいい感じの和紙だと思います。

オフセット印刷も4色OK。インクジェットプリンター用もございます。

画像2

こんなヨシ紙の名刺用紙もございます。

マイクロミシン目が入っていますので、簡単に名刺が作れます。

ヨシパルプを使っているので、非木材紙として認定されており

SDGsへの取り組みとしても使って頂けるのかなと思います。

久兵衛のwebサイトで販売しておりますので、よかったらどうぞ。↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?