広告のPDCA その1

広告運用と切っても切り離せないのがPDCAです。
PDCAとは、実施した結果を検証し、より効果的な方法を見出す手法です。

今回の記事では、
「どのようにPDCAを回せば、より効果的なのか?」
について解説をします。

1,PLAN(広告媒体の選定)
広告には、様々な種類があります。
キーワード広告、SNS広告、FAXDM、ポスティング、、など
オンライン・オフラインで多岐に渡ります。
これらの広告を手当たり次第試すのは、無駄が多く効率的とは言えません。
そこで、広告媒体の絞り込みをPLANの段階で実施します。

広告媒体の選定には2つの方法を用います。
・CPAの上限値から決める
・専門家に相談する
です。

・CPAの上限値から決める
CPAの上限値に決め方については、前回のブログで解説をしました。
このCPA上限値に基づいて、足切りをしていきます。
例えば、一般消費者向けの商品を販売していて、CPA100円が上限だとします。
この商品に対して、1件の獲得コストが30000円のアウトバンドのテレマを実施することは当然できません。売れば売るほど、赤字になります。
このように、販売する商品によって、CPAの上限値はある程度決まっています。その上限値を超えるCPAがかかる広告媒体は、候補から外します。
ただ、一部の広告については、微妙なライン。。やってみないと分からない広告媒体もあると思います。
その領域については、一応選択肢として残しておきます。
この後の工程で、実際に広告配信して効果を測定して判断します。
つまりPDCAのDCA工程によって、効果的な広告かどうかを調べます。

・専門家に相談する
広告の運用経験が浅いと、どの広告が効果的か?どの広告媒体が自社の製品に合っているか?
を判断することは困難です。
この知見を貯めるために、あらゆる広告を手当たり次第実施して、「PDCAによって学習をする」というもの、非効率的です。
そこで、専門家の意見を聞くようしましょう。
実際に実施して時間と費用を失うより、既に詳しい人に教えてもらった方が圧倒的に効率的です。
専門家への相談は、ビザスクなどスポットコンサルサービスがお勧めです。
また、行政が運営する「よろず支援拠点」であれば無料で相談に乗ってくれます。

2,PLAN(優先度の設定)
つぎに、絞り込んだ候補の広告媒体に優先度をつけます。
優先度を決めるための評価基準は、
・コスト
・時間
・手軽さ
です。この3つの基準で、各広告媒体を評価して、優先度が高いものから実施していきます。

2,PLAN(仮説の設定)
次に実施予定の広告が、どのような効果を発揮するかを事前に予測し仮説を立てておきます。
また、その仮説を立証または反証するためには、何を調べないといけないか?を事前に決めてます。
例えば、LPのフォーム入力項目を大幅に減らすとします。
これによって、CVRが向上する。という仮説を立てました。
そして、調べる項目はCVRです。

次の記事では、
DO以降の工程について解説をします。


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