【PREP書評】これも修行のうち。 : 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活【草薙龍瞬】
読書の世界をもっと楽しみたい、でも何を読めばいいのかわからない――そんなあなたのために、「PREP書評」をご提供します。
この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、皆さんの読書、noteやブログの執筆に役立ててもらうことを目指しています。
具体的には、PREP手法（Point（主張）・Reason（理由）・Example（具体例）・Point（再主張））を使って、本の魅力を分かりやすくお伝えします。
今回ご紹介するのは、草薙龍瞬さんの『これも修行のうち。 : 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』です。
Point（主張）
「反応しない」ことで心の平穏を手に入れられる
日々の生活でストレスや悩みに直面することは誰にでもあります。
しかし、その悩みに「反応しない」ことで、心の平穏を手に入れることができるのです。
私たちはつい、起こった出来事や周囲の人の言動に反応してしまい、無意識のうちに自分自身を苦しめていることが多いです。
この本は、そんな私たちに「反応しない」生き方を提案してくれます。
Reason（理由）
感情に振り回されずに生きる方法が具体的に示されている
本書では、悩みやストレスの原因となる感情や思考に対して、どのように向き合えばよいのかが具体的に示されています。
私たちは感情に振り回され、つい過剰に反応してしまうことがあります。
しかし、その感情を客観的に捉え、適切に対処することで、心の負担を軽減することができます。
著者の草薙龍瞬さんは、僧侶としての経験や仏教の教えをベースに、誰でも実践できる「プチ修行」を50個紹介しています。
これらの修行は、職場や自宅、通勤途中など、どんな場所でも気軽に取り組めるものばかりです。
そのため、忙しい現代人でも無理なく続けることができます。
Example（具体例）
私自身が「怒りの割合」を数値化してイライラを減らせた体験
私自身、物事がうまくいかない時、結構イライラすることが多いです。
例えば、論文を書いていて、アイディアが思いつかなかったり、適切な言葉が出てこなかったときなど、一人でイライラしてしまいます。
イライラすると、余計論文執筆がうまくいかなくなり、悪循環に陥ってしまいます。
この本を読んで、プチ修行の一つ「怒りの割合」を数値化することを学びました。
具体的には、イライラしているときに、心の中で怒りが占める割合が何割くらいかを考えるようにしました。
最初は怒りが心の大部分を占めているように感じましたが、実際に数値化してみると、思っていたほどではありませんでした。
そのことに気づいてから、イライラしているときは「今何割、今何割」と確認するようになり、怒りそのもの自体が減ってきた気がします。
また、この方法を繰り返すうちに、自分の感情を客観的に見つめる習慣が身につき、以前よりも冷静に物事に対処できるようになりました。
これ以外にも多くの反応しないためのプチ修行（シャワー禅！というものもあります、笑）があり、私も自分の人生の中に取り入れてみようかと思いました。
Point（再主張）
「反応しない」生活で悩みを軽減し、心の余裕を持とう
草薙龍瞬さんの『これも修行のうち。』は、私たちが日常生活で抱える悩みやストレスに対して、具体的な解決策を提供してくれます。
「反応しない」ことで、心の余裕を持ち、より充実した生活を送ることができるでしょう。
私自身、この本を通じて、自分の感情との向き合い方を見直すきっかけになりました。
もし、日々の生活でストレスや悩みを抱えている方がいれば、ぜひ一度手に取ってみてください。
きっと、新たな発見や気づきが得られるはずです。
きゅうさんの本棚：さらに本書に興味をお持ちの方へ
この記事をお読みいただき、さらに『これも修行のうち。 : 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』に興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。
きっと理解が一層深まることでしょう。
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