ポッドキャストを題材にしたドラマ、ポッドキャストが元になったドラマ
（この記事は2021年11月に書いたこちらの記事を再編集して書いています。）
日本でも昨年（2021年）ポッドキャストをテーマにしたドラマが放送され、ポッドキャスト界隈で話題となりました。
アメリカではポッドキャストは日本よりもはるかに人気！特に実際起きた犯罪を調査したり再現したりする「犯罪ドキュメンタリーもの」が、一番人気があるそうです。
"アメリカでのポッドキャスト人気の火つけ役となったのが、2014年に配信された「シリアル」。実際の殺人事件の真犯人を再検証する犯罪ジャーナリズム番組で、当時全米で8000万回、2018年時点で世界で3億4000万回がダウンロードされた。現在はその数をさらに伸ばしていることが予想される。"
"人気のコンテンツは「犯罪」をテーマにした番組。ドラマからトーク番組まで幅広く支持されている。
スペイン語で制作されているSpotify限定配信の実録犯罪ドラマ「FAUSTO」はメキシコを中心に爆発的な人気を獲得し、多言語化なども検討されているほどだ。"
この流れはドラマ界にも波及。ポッドキャストを題材としたり、ポッドキャストで制作された音声ドラマを映像化した作品が、続々作られるようになっています。
…と言うことで、今回は犯罪ドキュメンタリーポッドキャストを題材にしたドラマや、そのようなポッドキャストが元になったドラマを紹介します。
1. マーダーズ・イン・ビルディング
最初に紹介するドラマは、ディズニープラスで配信されてる「マーダーズ・イン・ビルディング」。ニューヨークを舞台とするコメディータッチのミステリーです。
あらすじを書くと、ニューヨークにある高級マンションで死体が発見されます。警察はそれを早々に「自殺」と判断。しかしそれに疑問を持つ犯罪ドキュメンタリーポッドキャスト愛好家の同マンション住人3人が「自分らでポッドキャストを始めて、事件の真相を突き止めよう！」と結束。事件の真相を探っていくと言うものです。
ミステリーとして割りと王道ですが、結構面白かったです。あとドラマの中で警察官が犯罪ドキュメンタリー・ポッドキャスト好きを皮肉る場面があるのですが、そう言うシーンが登場するほど、アメリカにはこう言った人たちが珍しくないのかもしれません。😊
・マーダーズ・イン・ビルディング：ディズニープラス
2. 真相 - Truth Be Told
次に紹介するドラマは「真相 - Truth Be Told」。こちらは Apple TV +（プラス）で配信されています。
あらすじを書くと、犯罪ドキュメンタリー番組を配信する著名ポッドキャスターである主人公が、自身の追求で誤って少年（当時）を有罪にしてしまった可能性に気づき、服役中の元・少年と対峙すると言うものです。
かなり重い内容で、私は予告編は見たものの、結局本編はなかなか気分が乗らず…。契約期間内にほとんど見れませんでした。しかし評価は割りと高く、シーズン2も制作・配信されています。なので、もし「重たい内容も平気」「重たい内容が好き」と言う方は、見てみてはいかがでしょう？
・真相 - Truth Be Told：Apple TV+
3. ホームカミング
最後に紹介するドラマは「ホームカミング」。こちらは Amazon プライムビデオで配信されています。ポッドキャストで配信されていた同名の音声ドラマが元になっている作品で、アメリカ軍の帰還兵復帰支援プログラムを巡る陰謀について描かれたフィクションです。
シーズン2まである作品ですが、シーズン1の主演はこの作品のプロデューサーでもあるジュリア・ロバーツ。シーズン2は歌手のジャネール・モネイさんとなっています。
感想としては、シーズン1は正直ちょっと盛り上がりに欠ける感じがしました。面白かったのですが、古いドラマっぽい演出や昔の前衛作品のような映像表現がされており、一応それも意味があるのですが、それが気になってなかなか作品に集中できませんでした。しかしシーズン2は一転。雰囲気も変わり、ラストはかなり大味なものの、クライム・サスペンスとして面白かったです。
・ホームカミング シーズン1：Amazon プライムビデオ
・ホームカミング シーズン2：Amazon プライムビデオ
元になったポッドキャスト番組のプレビュー回↓↓
最後に
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