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これまで観た中でお薦めのミステリードラマ 5選

(この記事は2019年5月に書いたこちらの記事を再編集して書いています。)

今回は、これまで観た中でお薦めのミステリー・ドラマを5つ厳選して紹介します!

1. SHERLOCK / シャーロック(シーズン1・2)

お薦め1位は、何と言っても『SHERLOCK /シャーロック』!非常に現代感覚に優れたドラマでしたし、ストーリーも登場するキャラクターも、会話の端々に登場するウィットも魅力的で面白く、ドラマとして最高でした。

ただ良かったのは、シーズン2まで(※.厳密に言うと、シーズン3の公開直前に YouTube で公開されたミニドラマ「Happy Returns」まで)。シーズン3以降(3と4),そして映画も観ましたが、これらはいずれもイマイチでした。シーズン1と2は点数をつけるとすると、100点満点で120点あげても良いくらいでしたが、3以降はいずれも60点〜70点くらい。

たぶんこれはシーズン1と2の出来が良過ぎたんだと思います。あとシーズン1と2で世界的にものすごく人気が出てしまったため、ストーリーや内容考える人達もものすごいプレッシャーだったでしょうし、撮影もかなり難しくなってしまったそうです。特に主役の2人は他の作品へのオファーが殺到し、スケジュールを抑えるのも大変だったようですし、そのうえロケも人が集まり過ぎて、撮影が困難だったそうですし。

人気のあるドラマなので「既に観た」と言う人は多いと思いますが、もし観たことがない人がいたら、シーズン1と2だけでも観るべきだと思います!

2. キャッスル / ミステリー作家のNY事件簿

2番目にお薦めする作品は『キャッスル / ミステリー作家のNY事件簿』。一話完結のコメディータッチのミステリー・ドラマで、私の好きなドラマの要素「一話完結」「コメディータッチのミステリー」「比較的グロいシーンが少ない」が、全部そろってる作品です!

シーズン8まで続いたのですが、『Sherlock』がシーズンによって出来に大きく差があると感じるのに対し、こちらは比較的ずっと良い作品のまま。シーズン最後まで、ミステリーとしてもドラマとしても楽しめる良くできた作品でした。

登場人物もとても魅力的。主人公のミステリー作家キャッスルや刑事のベケットだけでなく、キャッスルの家族や警察署の仲間たちも皆個性的で、それぞれが存在感のある良いキャラクターだと思います。

ちなみに作中に登場するキャッスルが書いた作品は実際出版されており、日本の Amazon でも手に入れることができます。また一部の作品は翻訳もされています。

3. CSI:科学捜査班

3番目にお薦めの作品は『CSI:科学捜査班』。私が好きなミステリー・ドラマの要素として『キャッスル』のところで書いた3つの要素に加え、もう1つ「事件の最後にきちんとトリックや事件の概要を説明してくれる」と言う点があります。その点で言えば、このドラマがナンバー1かと。事件のトリックや概要を科学的に分かりやすく説明してくれるので。

あとこのドラマの好きな点は、何と言ってもシーズン1〜9まで主任を務めたギル・グリッソム。このキャラの鋭い洞察力と哲学的・詩的表現が私は好きで、「彼あってこそのCSI」だと思います。なので彼が抜けた後もシーズンは続く(※.最後はシーズン「16」)のですが、あまり好きになれず。観るのを止めてしまいました。

それとギル・グリッソムに関してもう1つ言うと、吹き替えを担当している野島昭生さんの声がすごく合ってると思います。心に響く声ですし、この点も私が見続けた理由の1つでした。

ちなみにこのドラマはグリッソムだけでなく、初期メンバー(ニックやサラ等)の役の吹き替えの声は、皆とても合ってると思います。なので、私は基本的に海外ドラマは字幕で観るようにしてるのですが、このドラマは日本語吹き替え版で観ていました。

あと知ってる方も多いと思いますが、このドラマはスピンオフ作品が3つ作られています。マイアミを舞台とした作品『CSI:マイアミ』とニューヨークを舞台とした『CSI:ニューヨーク』、そしてサイバー犯罪(ネット犯罪)に特化した『CSI:サイバー』です。

『CSI:サイバー』は見たことがないので分かりませんが、他の2つは正直どちらも『CSI:科学捜査班』ほどは面白くなかったです。ただマイアミの方は主任のホレイショのキャラがとてもインパクトがあって面白く、『CSI:科学捜査班』のように事件の内容や科学的説明よりも、むしろホレイショの活躍(?)を見ると言う感じで観ていました。😊

4. BONES(ボーンズ)〜骨は語る〜

お薦め4位は『BONES(ボーンズ)』。このドラマも私が好きな要素がほとんど入ってます。一話完結のコメディータッチのミステリーで、事件のトリックや内容もきちんと説明してくれます。ただ殺されてしまった被害者の死体がかなりグロいことが多く、その点がちょっと辛かったです。😅

登場人物は皆個性的でユーモラス。あと主要キャラクターに加えて、シーズン途中から各回ごとに異なる研究員候補の人が登場するのですが、その方式も面白く「この回は誰が出るんだろ?」と毎回気にしながら観てました。

5. ミス・フィッシャーの殺人ミステリー

最後にお薦めする作品は『ミス・フィッシャーの殺人ミステリー』。上記の4作品がいずれも現代が舞台なのに対し、こちらは1920年代、第1時世界大戦後のオーストラリアが舞台です。意図的に古めかしい映像や演技にしてある点から考えて、おそらく古いミステリー・ドラマのオマージュ的作品だと思います。

このドラマも私の好きな要素が全部入ってて、「一話完結」「コメディータッチのミステリー」「比較的グロいシーンが少ない」作品です。ただ上記の4つの作品と比べるとミステリー要素の深みがあまりない感じ。どちらかと言うと古い映画やドラマを観てるような気持ちで、雰囲気を楽しむと言うドラマだと思います。

ちなみにこのドラマはシーズン3まで制作されてるのですが、結構人気があるようで、映画版も制作されています。またスピンオフ作品として1960年代が舞台(※.主人公はフィッシャーの姪?)のドラマや、中国でリメイク版の制作も行われています。

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