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エントリーモデルを買ってみてどうだったのか

この記事はロードバイク Advent Calendar 2021 の 19 日目の記事です。

前日の記事は oage_on_fox さんによる『夜の東京を走る ド派手イルミネーションとナイトライド』でした。都内を走ることはあるんですが、イルミネーションとの組み合わせは考えていませんでした。クリスマスまでに走ってみたいですね。


さて、自分は 8 月末にロードバイクを購入しました。初めてのロードバイクということもあり、予算は抑えめでエントリーモデルを購入。ちゃんと乗り続けるかどうかも分からなかったので。

この記事では

  • エントリーモデルという選択について

  • 購入後のカスタマイズについて

  • 今後の計画

について語っていきます。

前提

ロードバイクの選択には体力や体格、楽しみ方などによる個人差があるため、参考までに自分の情報を記載します。

  • 28 歳(購入時)

  • 173cm

  • 66kg(購入時)

  • これといった運動歴はなし

    • 昨年末から登山を始めるが、それも半年ほどご無沙汰

    • 長距離を歩くことは苦にならないタイプ

6 月ごろから体重の増加を危惧してランニングを始めるも、すぐに膝を痛めることに。膝に負担をかけずに有酸素運動をする手段として、以前から検討していたロードバイクを選択したことが購入のきっかけになりました。

購入後はロングライドの楽しみに目覚め、ブルベなどを中心に月平均 600km ほど走り回っています。

エントリーモデルという選択について

実際に購入したのは GIANT の CONTEND 2 です。

近所の GIANT STORE にてウェア類と合わせて購入。諸々合わせて 180,000 円ほどの初期投資となりました。

この選択については「今だったら同じ選択はしないが、当時としては最適な選択だった」と考えています。CONTEND 2 が悪いという意味合いではなく、Not for me だったという意味で。ロードバイク歴が浅いため主観的にはなりますが、値段に対してのスペックは十分すぎると感じています。

ただ実際に乗る中で出てきた

  • 下りでブレーキの効きが悪く怖い

  • サブブレーキを全く使わないので邪魔

  • ギアチェンジがスムーズではない

  • ギアチェンジ時のギャップが大きい

といった不満点を改善するためにカスタマイズをしたため、結果的にはもう少し上のグレードを買った方が安くあがったことになります。特に変速系はカスタマイズのコストが高く、11 速化するために 70,000 円ほどかかるため、カスタマイズを断念しました。貯金して次のロードバイクの購入にあてます。

一方でこれらの不満は実際に購入して乗りまわしたからこそ分かってきた点ではあります。購入前は自分がロードバイクに何を求めているのかが明確ではなかったため、エントリーモデルという選択は間違っていなかったと思います。

試乗だけでは分からないので、長期間(1~2 ヵ月)のレンタルなんかができると良いのでしょうが、なかなか難しそうですね。

購入後のカスタマイズについて

CONTEND 2 の総走行距離も 2000km を超え、その過程で様々なカスタマイズを施してきました。それらについて

  • どれくらい走ったタイミングなのか

  • どういうきっかけがあったのか

  • 結果としてどうだったのか

を語っていきます。ウェアやバッグなどについてはキリがないため割愛。

ブレーキの 105 化

総走行距離が 500km を超えたあたりでブレーキを 105 化しました。ヤビツ峠や渋峠を走り、ダウンヒル時に命の危険を感じたことがきっかけですね。

ついでに全く使わなかったサブブレーキも外してもらい、工賃込みで 17000 円ほどだったと記憶しています。

これはかなりコスパの良いカスタマイズでした。必要以上にブレーキを握り続けることがなくなり、ダウンヒルに楽しみを見いだせるようになりました。

ホイールを Zonda に

総走行距離 800km あたりでホイールを Campagnolo Zonda、タイヤを Continental Grand Prix 5000 に交換しました。

Wiggle で購入して自分で交換しました。55,000 円ほどの出費。

割と衝動買い気味で、なぜここをカスタマイズしたのかはやや曖昧です。ロードバイクのカスタマイズとしてはコスパが良いという話を聞いたのがきっかけだったような……?

Zonda というチョイスは PBP で三船雅彦さんが使っていたという話を見かけてのものです。金額的に割と手が出しやすかったのも。

GP5000 はブルベでの使用率が高いという話を見かけたのがきっかけだったはずです。お高いタイヤだけど、Wiggle だと国内の半額ほどで買えました。

確実に良くなっているはずなのですが、ただ走っているだけでも走力が上がっていく段階では効果を実感しづらいものではありますね。後悔はしていないけど。

ステムを Redshift Shockstop に

総走行距離 1500km ほどでステムを Redshift Shockstop サスペンションステムに交換しました。

Amazon で 25,000 円で購入。自分で交換しました。このためにトルクレンチも購入していますが、まあそれは別枠ということで。

BRM1107 東京200 金太郎ラインでの箱根の下りで上半身への負担が大きかったことが購入のきっかけです。

アスファルトの荒れやひび割れでの衝撃がかなり軽減され、ロングライド中に上半身が痛くなることは少なくなりました。

今後の計画

キリがない上に 2 台目の購入が遠のくばかりなので、これ以上のカスタマイズはしないつもりです。

自分がロードバイクに求めていることがある程度明確になってきたため、次はバラ完での購入を検討しています。よりはっきりさせるために来年のサイクルモードには是非参加したいところです。

この記事がロードバイクの購入、購入したエントリーモデルのカスタマイズについて検討している方々の参考になれば幸いです。


さて、ロードバイク Advent Calendar 2021 の翌日の記事は門川彩雷さんによる『産後1年目でブルベ復帰、SR獲得を目指した話』です。SR 獲得を目指している身として、非常に気になるトピックです。

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