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ジェンダー論関係の捨て場

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2019年8月の記事一覧

上昇婚問題についての私のスタンス

基本的に私のスタンスは「全ての人は原則として平等(equal)である」「個性は認めるが、属性に…

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「育休世代のジレンマ」再読

最近女性の社会参画や、そのための配偶者選択について、twitter上で意見を集めたり、togetter…

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日本の保育費は英米から見れば安く、大陸欧州から見ると高めだが、意識は大陸寄り

平成27年度少子化社会に関する国際意識調査報告書 の「出産について」の項目を見ると、日本に…

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女性政治家を増やすために~上昇婚はなぜ悪いか、毎年1回フェミニストは自分で説明し…

繰り返し説明している通り、私が上昇婚(特に就労意欲の強い女性ほどマッチョ男性を好み"女々…

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女性が最もキャリアを追求しやすい仕事、医師の実情

男女格差縮小は日本に課せられた大きな課題である。現状、出産を経験しない限り大卒の所得カー…

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アスリートの妻の「内助の功」の呪いが解かれた世界

「『妻がアスリートを支える』のは“当然”か? 夫婦の在り方と『内助の功』を考える」という…

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女性の上昇婚願望は男女平等を妨げる ~マッチングサイトの分析をもとに考える~

女性の上昇婚願望は男女平等の敵  私は、社会の男女平等を進めていくうえで、女性の上昇婚(自分より収入等が高い男性を求める傾向)を問題視してきた[参考][参考]。  一つに、女性の平均年収が低下する大きな要因として結婚後のキャリアの中断があり、夫の年収が多くなるほど妻の就業率が低下するという関係(ダグラス・有沢の法則)が存在するからである[資料]。特に大卒の場合はキャリア中断しなければ男性と変わらない所得を得られるのだが、上昇婚指向が強い場合、大卒女性が自分より高所得の大卒男