話が具体的でわかりづらい
「話が抽象的でわかりにくいから、具体例出して」
こんなふうに思ったことはありませんか。
「あれ、タイトルと違うじゃん」と思われるかもしれませんが、これはミスではありません。
今回のテーマは、「具体」と「抽象」の話です。
この記事を読む前提として、これは僕が持った疑問の種を、僕が自分なりに考えてみるというだけのものです。
僕は正解はどうであれ、「自分で考える」ことが大事だと思っています。
その過程をnoteに記そうというだけなので、決してたいそうなものでもないし、
あなたが「いや、それは違う」と思っていただくことは大いに結構です。
その点だけ注意してお読みください。
具体と抽象なにが違う
具体というのは特殊なもので、抽象というのは一般なもの、と言えます。
早速抽象的なので、具体的な話をしましょう。
例えば、自分のことを考えてみてください。
私は、日本人です。
私は、東京都に住んでいます。
私は、渋谷区に住んでいます。. . .
このように、具体化すればするほど自分の住所にたどり着きます。
その住所は他にない絶対的なもの、要は特殊です。
逆に、「私は、日本人です。」だけだと、一般的なものです。
どのひとかを特定することは、できません。
このような特徴があります。
抽象化するというのは、共通点を洗い出すということです。
例えば、自分と友達は全く違う。けれど、共通点はどこだろう?と考えると、
「同じ〇〇中学校に通っている。」これは抽象化したことになります。
逆に、同じ〇〇大学に通っている僕と友達で違うのは何だろう?と考えると、
僕は、山田太郎という名前で、彼は、斉藤二郎という名前だ。
これは、具体化したことになります。
本題、「話が具体的でわかりづらい」
本題に入ります。話が抽象的な方がわかりやすい例を挙げてみます。
僕のnoteを読んでいる人は、たびたび目にすると思いますが、「運動方程式」というもので考えます。
運動方程式は、「ma = F」は、基本的には地球のものの運動全てを表しています。
なので、この式一つで地球上の運動が説明できるんです。
しかし、これが具体的な説明をすると、例えば
「ボールを上に投げると、落ちてくる」
「ボールを投げると、放物線を描く」
「ボールを上から落とすと、加速しながら落ちる」. . .
これら、地球で起こる運動を全てを説明しなければいけません。
正直いって聞いてられません。もっと全てに共通するものはないのかと
それが、運動方程式だったということです。
まとめ
具体的なものというのは、「個別」で「特殊」で「絶対的」と言えます。
一方、抽象的なものは、「集合体」で「一般的」で「相対的」と言えます。
このような違いが、一つ挙げられると思いました。
抽象的なものは、いろいろなものに適用しやすい形、テンプレートとも言えるものなので、非常に役に立つのかなと思いました。
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