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続 人、小型機械、牛、ロバで木を運ぶ。

〜続き〜
牛搬の後は、ロバ搬です。
6歳のロバで、さほど体は大きくないのですがなんと300kgもの体重があるとのこと。

牛でも馬でも、自分の体重ほどの重さは引っ張ることができるのだそうです。
ロバも一歩一歩、山の斜面を登って行きました。

今回は私も手綱を持たせていただき、無事に山から6メートルほどの細い丸太を土場まで搬出することができました。

余談ですが、日本にロバは200頭ほどしかいないのだそうです。とても可愛いのですが、
鳴き声が特長的で、ギャーというようななんとも苦しげな声を上げるのが理由の一つのようで。。


続いては、作業道がしっかりあるところではとても効果的な搬出方法として、

ロギングトラクターという四輪の林業用機械です。イワフジ工業という、岩手県奥州市にあるメーカーさんの機械です。


前輪と後輪がそれぞれ駆動する仕組みになっており、機動性に長けています。


機体の後ろには2トンのウインチがついており、
重い木もらくらく引っ張れる。

驚いたのは、今は殆ど使われなくなってしまった機械なため、中古で非常に安価に手に入れることができるということです。
その上、とても丈夫に作られており、まだまだ現役活躍中でした。
ちなみに岩間さんは10万円で購入されたとのことでした。


以前、搬出した時の写真。一度にこんなに!


将来、山の環境や、山主さんの意向に合った搬出方法を選択していきたいと思います。


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