悪夢をちょっと止めてみた。～ゴーストバスターさとる～

悪夢を見そうだったけど、回避できた話をする。

私は悪夢を見やすく、二日に一回はうなされて起きる。

パターンは大体いつも同じでイヤーな感じの女が現れて『ボワー』みたいな声とも何とも区別のつかない不協和音で目が覚める。

昨晩見た夢は少し違っていた。

高校の頃の友人とその友人宅で２階の部屋に一緒にいたのだが、友人が『別の部屋で異音がする』と言ってそっちに行ってしまった。

夢の中の私は嫌な予感がしたので、普通ならその友人と共に行動するのが流れだとは思ったが一緒に行かなかった。

代わりになにげにベランダに出てみたら、なんと子供と鉢合わせた。

その子供は、ベランダから部屋に進入しようと手すりを越えようとしているところだった。

目が合った私は、『こいつなにしとんねん』と思ったので、ベランダから突き落とした。その瞬間、目が覚めた。スッキリした気分だった。

その子供は私に悪夢を見せようと外から進入を試みたに違いない。

私は悪夢を見せようとする悪霊に普段行わない動きをして意表を突くことで追い払ったのだ。

さすが！俺！！ゴーストバスター俺！！！！

俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ！！

さとる先生の次回作にご期待ください。