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面接こぼれ話―面接官は5分で「評定票」を付ける!?【byナカのヒト①】

◇こんにちは、どらTです

はじめまして。
いつも記事を書いているOさんと一緒に仕事している、ナカのヒト①こと、どらTと申します。
(Oさんよりはちょっとだけエライです^^)
愛犬オレオ(ミニチュア・ダックス6歳♂)↑とともに、今後時々登場しようと思いますので、よろしくお願いします。

◇面接は「最初の5分」で決まる!?

さて、Oさんの面接対策、よく書けてるな~と思いつつ、これまで実際に何度も自社の採用面接に携わった者として、一つ補足しておこうと思ったことがあります。
それは、
「第一印象は、そうそう覆らない(覆せない)」
こと。
はい、良くも悪くも、です。

①扉を開けてサッと面接室に入ってきたときの、キビキビとした態度。
②緊張しつつも、笑みをたたえたさわやかな表情。
③最初の挨拶や自己紹介(自己PR含む)で感じる、教職へのアツい思い。

面接冒頭、わずか数分間に満たない時間で受けるこれらの「第一印象」は、そのあと何十分、面接が続こうと、そうそうは変わらないです。

以前、ある自治体の教育委員会の人事担当者を取材したとき、
「最初の5分で『面接評定票』はパ~ッと付けちゃいますね。
その評定は、最後まで面接した後でも、変わらないことが多いです。
とにかく第一印象が大事ですよ」

と言われ、膨大な時間を使って面接対策をする受験生にとっては、随分とランボーな話だな~と思った記憶があります。

でも、実際に採用面接をするようになったら、自分もまったく同じことをしていることに気付きました!
皆さんは「想定問答集」や「面接ノート」を作って、一生懸命に質疑応答の準備をしますよね。
でも、その質疑応答に入る前に、すでに合否を大きく左右する評定がくだされているとしたら…
前述の①~③は、本番前にぜひ鏡の前でチェックしてください!
もちろん、Oさん作成の面接対策をしっかりと熟読した上で、です。

◇Oさんへ:「最初の5分で合格でした!」

というわけでOさん。覚えてますか。
Oさんの採用面接に私も複数回、同席しましたが、あとで上司に、
「(私の)面接官としての態度が悪い!質問もろくにしないし、そっぽ向いてる。
ちゃんと面接しなさい」
と、こっぴどく叱られました。
そこでお詫びがてら、カミングアウトします。
私は圧迫面接をしていたわけでも退屈していたわけでもなく、まさに冒頭の5分、Oさんの「第一印象」ですでに合格印を押していたからこそ、興味なさげな態度をとっていたんです。
(とはいえ、社会人としてはおとなげなかったですね、ゴメンナサイ)
あのときのOさん、自己紹介するときには声も手も、小鹿のようにプルプルと震えておりました(やだ、可愛い)。
でも、面接官に緊張感が伝わったとしても合否に影響しなかったことは、Oさんがやがて『教員養成セミナー』の編集長になったことからもわかりますよね!

え? 
プルプル震えていたのは緊張感からではなく、私が恐かったから!?
それについては、あとでじっくりとお話しましょう。

皆さんの合格を心からお祈りしています!(どらT)


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