年少娘から素直を学んで、素のままで真っ直ぐ生きていけたらと感じた。
1月の3連休はスキーに。
我が家の構成員はわたし、夫、息子小三、娘年少。
スキー経歴でいうと、わたしはいつぞやの修学旅行ぶり。
夫は小さい頃から家族でスキーを楽しむ家庭だったため、余裕で滑れる。
息子は3度目のスキー。急勾配は無理にしてもたいていは滑れる。
娘は2年ほど前におもちゃのスキーで少ししただけ。
つまり、わたしと娘はほぼはじめて。
夫は熟練。息子は初級。という感じ。
今回の旅は、義姉一家や、義両親も一緒だったのだけれど、みんなスキーがうまい。義姉一家には男の子3人がいるんだけどみんな滑れるし、義両親なんかは毎年なんどもスキーレッスンを受けるほどで、私からみるともはやプロレベル。
そんなこんなで、必然的にわたしと娘以外の上級チームは初日からリフトに乗って滑る。わたしと娘で構成される下級チームは、ふもとでソリをしたり。雪を投げ合ったり。
時折スキーを教えてくれる上級チームの期待に応えるべく、一生懸命滑ってみたり。
娘は幼い分だけ上達が早くてあっという間に滑れるようになった。わたしはなんどもコケながら、なんとか滑れるかも?くらいにはなった。
(さらっと書きましたが、結構派手にこけながらなんとかがんばりました次第です。誰か褒めて。)
そして、最終日。
ここまで下級チームに丁寧に付き合ってくれていた上級チームもそれぞれに滑りたいコースへ。残されたわたしと娘。
前日に、リフトを超絶いやがる娘をアイスクリームという餌をもってして乗せることに成功しておりまして。嫌がっていた娘も一度滑ってみると楽しくなったのか、リフト大好き娘に。
だから、最終日は娘とふたりきりでリフトにも乗って楽しもうと。
(この時までにわたしもコケずに滑るというスキルを手に入れました。アラフォーの底力。)
リフト大好き娘に仕立て上げてしまったので、休憩を挟むことなく10本滑り切りました。その日は修学旅行の一団がたくさんいまして。
お兄ちゃんお姉ちゃんが大好きだから、そこにそういう存在(修学旅行生)がたくさん居るってだけでテンションの上がる娘。先生たちも「上手だねぇ」なんて言ってくれたりするもんだから、娘は嬉々として滑る。
そして、先生と修学旅行生の合間をスイスイ滑る。
あれ?初心者じゃなかったっけ?
なんと「 素直 」な存在なんでしょ。
手がじんじんに冷えてしまって痛くなってきたころ、上級チームが合流。
娘を任せてひとりでトイレへ。
トイレには、「清掃中。少しお待ちください」の立て看板。
少し待ってみたものの、なかなか誰も出てこない。
そろりそろり
「すいませ〜ん、お手洗い使わせていただいてもいいでしょうか?」
と入ってみる。
「あぁいいよ ここは終わったから 奥の方入って」
とおじさん。ちょっと不機嫌?
こういう時、わたしはちょっとゲームをたのしむような気持ちで、どうしたらおじさんが笑ってくれるかなって考える。笑わなくてもいいけどちょっとだけ場を上向きにできるかなって。
なので、必要以上に言葉をだす。うっとおしいほどに。
「ありがとうございます〜!お掃除中なのにお邪魔してしまって。」
「・・・・」
これだけで私は心が晴れやかなんだけど(自己満足ともいう)
手を洗ったら、ナント手洗いの水がお湯だった!
手がじんじんに痛いほど冷たくなっていたので
「わ〜〜!!!あったかーーーーい!!!うれしいぃー!」
って、声に出していた。
そしたらおじさんが後ろからちょこっと蛇口を調整してくれて
「熱すぎたりするから気をつけて」って。
きゃー!おじさんと交流できたーホクホク。
うれしい〜!
調子に乗ったわたしは
「手がすごく冷えてたのでめっちゃうれしいですー。」
「ありがとうございましたー!」
って機嫌よくトイレを後にした。
ちょっとうっとおしいくらいのテンションだというのは自覚している。人によっては嫌がる人もいると分かっている。
でもそれがなんだっていうんだ。
わたしはわたしの持てるもので、世界をちょっとだけよくしたいと思った。それは間違いかもしれないけれど、よくしたいって思うだけでいいのだ。誰だって間違う。それが迷惑になってしまう可能性だってある。でもそれを怖がっていたら一歩も足を踏み出せなくなる。
いつだって、子供のように素直に、良いと思ったら堂々とそれを実行に移す。もし間違ってしまったら、ごめんなさいと謝ればいい。
と、言い切るも・・・・・
怖さがゼロになることはないなと思う。
人間だもの。
子供のような大人で居続ける。
真っ直ぐ、自分の内側にいる子供の自分で生きる。
これが2023年の目標のようなもの。
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