「生きること」に向き合って人生を再構築させてくれたフィリピン出張
こんにちわ、けーじろです。
個人事業主としてライフコーチをしています。
ただ最近異色んなことに挑戦しています。
夏祭りの出店スタッフや、着ぐるみきて子供たちを楽しませたり(僕が一番楽しんでる)。
全部、出会いやご縁で関わらせてもらったお仕事。
ご縁に感謝!
そんな中、独立してから初めて海外出張に行ってきました。
これも有難いことに、通訳として参画させてもらうことに。
行先はフィリピン
4泊5日でマニラとセブに行ってきました。
今日はその出張について書いていきますが、
あまりに衝撃的な経験だったので、帰国してからも心落ち着かず・・・
既に1週間が経って、ようやくこうして文字にしています。
この経験は、今後の僕の活動に大きく左右すると確信しています。
「何てぬるい生き方をしてきたんだ」
一言で言えばこれに尽きます。
そんな人が読んで、これからの人生に繋がる何かになってもらえれば嬉しいな。
じゃあスタート‼
イメージがぶち壊された
まず、フィリピンと聞いてどんなイメージを持ちますか?
これらは全部、僕のイメージしていたフィリピンです。
僕はあまり歴史的な背景を知らなくて、アメリカ・スペインの植民地だったような・・・くらいのレベルでした。
今回の出張は貿易関係の通訳ということで、現地視察+打ち合わせの通訳。
現地視察??何するの?
って感じだったんだけど、一緒に行った人が車関係のビジネスマン。
車やバイクのトレンドを知る為に、色んなところを見て回りました。
これが良かったんだよね。
会社員時代の出張だと、
企業さんにお伺いしてプレゼンしたり、夜はアテンドしてくれてレストランで食事をして、残りは移動・・・みたいな感じでした。
今回は日程から移動まで、全て自分たちでアテンド。
え、ここの路地入っていくの?
そんな勢いある出張で、
海外生活していた僕もかなりの恐怖を感じていました。
そうして最初のカルチャーショックは、空港からホテルに向かうまでの道中。
(写真なくてごめんなさい)
僕らはGRABというアプリを使ってタクシーに乗りました。
その辺のタクシーを使うと、ぼったくられます。
(今回、ぼったくり経験しちゃいました♪)
あ、先に言っておくと僕はフィリピンに詳しくないのと、
僕が感じたことをありのままに書いています。
そんなじゃねーよって思われたら先にごめんなさい言っておきます。
で、その運転手がめちゃめちゃ優しい。
少しくらい警戒しろよって言われそうですが、
僕も前のめりにグイグイ色んな事を聞いちゃいました。
でも、そんな話をしながら街並みを見ていると、
どでかいビルやマンションが連なってデーンと構えているわけです。
「さすが、勢いあるなぁ」
そう思っていたら、次の瞬間にはかさびれた集落が続いて、
また高層ビルが連なる。
そんな光景が空港からホテル(マカティ市)まで続く。
不思議な光景です。
煌びやかな建物の真横ですよ。
傾いて屋根がなかったり、窓がぶち抜かれている家々。
「これ、もしここで亡くなったらどうやって分かるんですか?」
気になって運転手に聞くとこう答えてくれました。
「正直、分かっていないのが多いと思う」
どこまでが本当なのか確認しようがありませんが、
その光景を見れば、あり得なくはないなと。
てっきり、発展した地域と貧しい地域がそれぞれに存在しているものだと思っていたんです。
それが同じエリアに何か所も何度も何度も映し出される。
なのに走っている車は、
日本はまず見ることができない高級車がバンバン走っている。
また外を見渡すと、建設中のビル。
でもよく見ると、斜めに傾く足場で命綱すら付けていない。
ガンガンエアコンを効かせた車内。
路上で裸で寝そべる人。
「何なんだここは・・・」
これが初めてのフィリピンでした。
海外からみた日本人
そうこうしてホテルに着いて、
僕らはホテル周辺を散策することにしました。
マカティという市のビジネス街にあるホテル。
フィリピンに滞在して2日ほどで慣れてきましたが、
独特の臭いがどうも気になる。
何だろうなぁって思っていましたが、多分汚水処理の問題かと。
これは至る所で経験しました。
何を見ても衝撃的だったんですが、意外だったことをひとつ。
今まで(5~10年前)は海外に行くと、
「こんにちは」
「ありがとう」
「さよならー」
とか日本語で挨拶してくれたんです。
今回もあったんだけど、
それよりも
「ニーハオ」
「アンニョンハセヨ」
中国語、韓国語で話しかけられる回数が異様に多い。
見た目の話をすると、
僕はまぁ日本人っぽくないけど、今回はかなり中国語で話しかけられました。
それも色々回ってみて分かったけど、
ショッピングモールを見ても中華系、台湾、韓国系が多く参入していました。
一方の日本企業は、それほど目立っていなかったかな。
(今回、三越などの日系デパートには行ってません)
少し前までは、日系企業が盛んだったとか。
その影響もあるのかな。
38年間で、一番中国語を話しかけられた気がします。
現地でしか知れない価値ある経験ですね。
ローカル食を体験
一旦休憩しましょうか!
ここらで僕らが食べてきたものを紹介します。
写真のジョリービーにもあるように、ローカル食を満喫してやろう!
これが今回の目的に一つでした。
経験に勝るものはない!
ということで、ここで少し食べ物の紹介。
到着して初めて食べた串の肉
でもね、催促しないとお釣りくれませんでした。
結果、Jollibee多めになりましたが、それくらいローカルにも人気なんです。
全体的に味付けは甘め。
それがフィリピ―ノの好みなんだってさ。
辛くないから安心して食べられるよ♪
でもでも、僕が食べた中のBestはこちらです!
お陰様で、胃もたれもなく終始お腹は元気いっぱい!
次行くときは、もっと出店のご飯食べるんだ。
<番外の番外>
色んな所で見かけたたこ焼きの出店。
鉄板は日本から輸入するのかなぁ。
でも、タコは入っていないらしい。
(タコの入手って難しいんだって)
生きることとは
さて、真面目な話をさせてくださいね。
今回はお仕事で出張しましたが、
もの凄くこのことを考え続けていました。
日本にいる限り、どんなに貧しくても、家がなくても
最悪の最悪死ぬことはないと思います。
事業が失敗しても、会社をクビになったとしても、
這い上がるチャンスはあります。
それでも、自分で最期を選んでしまう人がいて。
自殺のニュースを見て、心の中で
「またか」で終わらせてしまう平和ボケ野郎。
家族やローンがあるからって、考えているようで考えていない。
今・自分と向き合ってきたのか。
お金仕事娯楽時間家族プライド老後
頭の中にある悩みや思考。
僕はどうやら、生かされている感覚を失っていたんです。
1人じゃ生きていけない。
分かってはいたつもりでも、何とか1人で乗り越えていこうとしていました。
そして、ホントはフィリピンを最期のしようと思っていました。
何だか疲れちゃって。
霊感とかそういう話をしたいんじゃなく、
ただね、父親が他界してから死と向き合うようになって。
生きることと死ぬことって、そんなに遠くはないんだなって思うようになっていき、もし上手くいかなかったらそれでもいいのかなって思うようになって。
そんな事を、フィリピンでずーっと考えていました。
4泊5日だったけど、ほとんど眠れませんでした。
路上で着る服もなく寝ている人
安い賃金でもニコニコ笑って接客してくれる人
お金くれって赤ちゃんを抱いてねだってくる人
みんな必死に今を生きている。
僕が生きるために必要なものって何だったんだろう。
仕事?食べ物?住むところ?服?
勝ち負けじゃないし、置かれた立場とかも全然違うんだけど、
「何てぬるい生き方をしているんだ」
そう思ってしまってハッとしたんです。
そしてフィリピン人の友達に全てを打ち明けました。
凄く疲れてしまって、もういいかな。
そう思ったこと。
でも、この土地を見て・感じて、自分がちっぽけに思えてしまう。
すると友達は、真夜中の街に連れてってくれました。
そこには、空港からの景色とは比べ物にならないくらい、ボロボロな家々。
「見てみな」
そう言われて家をのぞき込むと、1人2人、また1人に犬や猫。
こんな小さな家に、一体何人が住んでいるんだ。
ってか崩れそうじゃなくて、壁も壊れて住居として成立していない。
朝を迎えたら、路上でお金を貰いに行く。
貰ったお金はせいぜい数百円。
それをどうするかって、食べていくほどにはいかない。
家族もいる。
聞いたら、裏ルートで薬物と交換して、それで空腹を麻痺させる。
それが実体なんだと。
なのに、なのに今を必死に生きている。
教育もろくに受けさせてもらえない。
生まれた時から、同じような生活。
女の子は15、6で子供を産む。
男の人は逃げて行っちゃうって。
でも、その子たち、笑ってるんだよ。
僕だったら笑えるだろうか。
あまりの衝撃で、
僕が最期だと思っていた事も今までの生き方も全部がちっぽけに感じてしまい、
その日僕は、涙しました。
僕らは皮肉にもリスタートできるから
「人生に疲れちゃったな」
そんな人が、どれくらいこのブログを見てくれるかは分かりません。
僕が、この経験をどんなに大声で叫んでも、届くのには限界があります。
でも、必死に生きていれば届けられるって信じています。
今度、市長さんに訴えてみようと思ってます。
仲間を募ってみようと思います。
何ができるか分からないけど、生きて生きてトライしてみる。
失敗しても、何度でもリスタートすればいい。
でも、失敗を後悔を1人で抱え込んじゃダメだ。
はっきり言うけど、生きることと死ぬことってそんなに遠くはないと思っています。
だから生きるんです。
生きていれば、救われます。
僕は、ストリートキッズから救われました。
本当に多くを学んで、人としても成長出来たと思っています。
出張最終日に、僕はストリートキッズに思い切って話しかけてみたんです。
お金をねだってきた子に、
「どうして君は英語をしゃべれるの?」
するとその子は、
「分からない」と言うんです。
分からないって言ったって話せてる。
「じゃあどこで英語を勉強したの?」
「分からない」と答えます。
言葉は通じているのに、頭で理解出来ていないのか話が嚙み合いません。
すると近くから赤ちゃんを抱いた女の子がきました。
僕はその子に話を聞いてみると、
「英語は勉強していない。このグループでもきちんと会話が出来るのは少数。でもお金を貰わないと生きられない。だから生きるために英語を身につけた。」
そう教えてくれました。
そりゃそうだ。
学校に行けていないし、家もないんだ。
生きるために身につけたんだ。
ホントはその時、僕はお金を渡したかったんです。
でも、出来なかった。
だってそのお金で薬物を買ってしまうかもしれない。
何が正しいことなのか、頭がグチャグチャになっていました。
僕は、落ち着かせるために近くの教会へ行き、
一息つこうと思っていました。
するとしばらくして、さっきいた辺りから何だか声が聞こえてきました。
うるさいなぁと思っていると、
そこではストリートキッズやそのお母さんたちがマクドナルドパーティをしていました。
一緒に行っていた日本人のビジネスパートナーが、マクドナルドを御馳走していたんです。
数10人いたかな。
マクドナルドの警備員もびっくりしていたみたいです。
果たしてこれが正解なのか。
僕には分かりませんでした。
でも、子供たちはニコニコ笑っていました。
美味いよなぁ。
お腹すいていたよなぁ。
でも、笑っていれば幸せだよね。
ここから始めようか!
救われました!
次は僕の番だね!
ありがとう!名も知らないキッズたち!
読んでくれてありがとうございます。
こんな僕ですが、良かったら一度おはなししてみませんか?
どんな話でも、あなたの人生お聞かせくださいね♪
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