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yokoichi
他人がよく見えてしまう現象を考える
こんにちは。野本です。
少し前、2000円のランチが話題になってました。
何だかまた「主婦がランチに2000~3000円もかけてる」って話が出てるのか…。
— 黒ノンタン@魔王 (@uranai01011) October 4, 2019
現役専業主婦だけど、1回2000円の幼稚園のランチ会の頻度は3ヶ月に1回。それも毎回全員参加じゃないから実質年3回くらいだよ。
1年で6000円。男性が飲み会で二次会まで行ったときの1回分と同じだよ。
他人の一瞬を見て「うまくやっててズルイ」って思う現象、あちこちで起きてます。
今日はそんな「ズルイ」に苦しんでる人に向けて書きます。
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「羨ましい」が溢れているように感じる今日この頃です。
マレーシアに現地採用で来ている人のなかには、「駐在員はお金持ちで羨ましいですよ」などと言っている人がいます。同様に、専業主婦はいいなぁ、とかサラリーマンはボーナスがあっていいなぁ、とか、羨ましがってる人もいる。
しかしですね、駐在の人と話をすれば、会社の辞令ひとつで、すぐに帰国しなくてはならない厳しい世界です。専業主婦だってサラリーマンだってフリーランスだって生活保護だって、苦労の質が違うだけで悩みはあります。
ところが、自分が持っていないもの(専業主婦だったり、子連れだったり)を見て、「うまくやってるに違いない」と思い込んでしまう習性が、人間にはあるみたいです。
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