見出し画像

いじめや不仲は隠さない方がいい

今日は短いコラムです。テーマは学校のいじめにどう対処するか。
ちょっと前に、こんなツイートをしました。

マレーシアの学校に取材するとき、私はたいてい「いじめはありますか? どのように対応していますか?」と聞いています。

今まで多くのインターナショナル・スクールやホーム・スクールの先生や経営者の方達と話をしてきました。どこも大抵、答えは「いじめはあります。我が校では、このように対応しています」と言うものです。ある米国式の学校では「いじめは必ずおきます」と断言していました。インド人の多い学校は「いじめは日本人と韓国人に多いです」と言ってましたね。

取材した中で、「我が校にはいじめはありません」と返してきた学校はまだありません。つまりほとんどの学校が、いじめは発生するもの、あるものとして進めているわけです。

「いじめはある」と答える学校が多い

それぞれの学校が対策方法をあげていますが、どれも興味深いです。

まず引き離す

あるマレーシア人主体の学校、「いじめがあった場合には、まずその人たちをできるだけ距離的に引き離す」そうです。実際にいじめがあったときには、クラスを速攻で変えるという方法を取っていて感心しました。それでいじめは終わりましたから。

ロールプレイング・ゲームで教材にする

ここから先は

2,015字

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。