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satoshi_st
いじめや不仲は隠さない方がいい
今日は短いコラムです。テーマは学校のいじめにどう対処するか。
ちょっと前に、こんなツイートをしました。
マレーシアのインター見てて思うのは、先生たちが「みんな仲良く」とか「いじめのない世界」とか信じてないところかな。みんな仲良くなんてできないし、いじめはあると認識してる人が多い。取材するとだいたい「いじめはあります。うちはこのように対応します」と答えてる。
— のもときょうこ@「日本人は『やめる練習』がたりてない」(集英社)6月発売 (@mahisan8181) June 30, 2019
マレーシアの学校に取材するとき、私はたいてい「いじめはありますか? どのように対応していますか?」と聞いています。
今まで多くのインターナショナル・スクールやホーム・スクールの先生や経営者の方達と話をしてきました。どこも大抵、答えは「いじめはあります。我が校では、このように対応しています」と言うものです。ある米国式の学校では「いじめは必ずおきます」と断言していました。インド人の多い学校は「いじめは日本人と韓国人に多いです」と言ってましたね。
取材した中で、「我が校にはいじめはありません」と返してきた学校はまだありません。つまりほとんどの学校が、いじめは発生するもの、あるものとして進めているわけです。
「いじめはある」と答える学校が多い
それぞれの学校が対策方法をあげていますが、どれも興味深いです。
まず引き離す
あるマレーシア人主体の学校、「いじめがあった場合には、まずその人たちをできるだけ距離的に引き離す」そうです。実際にいじめがあったときには、クラスを速攻で変えるという方法を取っていて感心しました。それでいじめは終わりましたから。
ロールプレイング・ゲームで教材にする
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