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多すぎる情報から自分を守るための4つのヒント
こんにちは! 野本です。
日本には情報が溢れてて、気分を操作されやすいと書いたら、こんなコメントをいただきました。
断ち切るには外国行くしかないんかなあやっぱり。
— 丘村奈央子 (@okmr09) November 20, 2019
情報や広告あふれる国でハッピーに暮らすために|野本響子@マレーシア編集者&ライター @mahisan8181 #note https://t.co/FWHQschwbS
これ、考えさせられましたが、日本でも十分できる気がします。
実は、日本で情報に囲まれてても、精神はまったく影響されない、という方もいるようです。一方、私はある文字は全て読むタイプで、釣られやすいのです。
今日はそんなタイプの人のために、情報の洪水から身を守るためのヒントを書いてみましょう。
1 情報は「取りに行くタイミングで大丈夫」と知る
「情報を取らないと置いていかれる!」という漠然とした恐怖、まずこれをやめてみる。まずは「情報はなくても大丈夫」と知ることが大事かな。
今や必要な情報はほぼインターネットに揃っています。その都度取りに行けば良いのです。実は日本でもマレーシアでもアメリカでも「情報過多な時代だからこそ、自分で取捨選択する」は同じです。
朝、テレビのニュースを見なくても、SNS一切チェックしなくても、なんとかなる。
これは2017年のWiredの記事ですが、海外でも状況は同じです。以下は引用です。
ただし、この状況をコントロールすることは可能だ。あなたが見るもの、そしてそれをいつ見るのかをアルゴリズムやプッシュ通知に指示されるのではなく、ニュース体験を自分でキュレートし、接触を制限するのだ。
これが簡単だと言う人は誰もいない。これは、ジムに通ったり、タバコをやめたりするのと同じようなものだ。だから、まずは現実的な目標を設定し、それから時間をかけて少しずつハードルをあげていこう。
まさにその通りなのですが、接触を制限するのにネックとなる「情報をアップデートしないと乗り遅れる」という恐怖をなくすことが大事かなと。
また、「情報が欲しいから嫌な友達とも会ってる」って方もいます。
でも、ホントに重要な情報がもたらされることも、実はそんなにないんですね。
2 目に入るものを減らす
高級ホテルやリゾートに行くと、目に入るものが整理されてます。
ものがなくてスッキリ見える。だから落ち着くのですよね。
同様に、自分の部屋で目に入るものを減らすのも有効です。
日本にはミニマリストの方が「人はここまで物を減らせるのか」という実験をしていて、なかなか興味深いです。私、彼らの強靭な精神力にはいつも驚きます。
また、通勤時間をゼロに近づけるのも良いです。
通勤時間は嫌でも広告が目に入ってきます。
この時間は、読書や決めたブログなどを読むようにするのです。情報を自分でコントロールしてみる。
私も東京では(時間はかかるけど)オフィスからなんとか歩いていける場所に住んでました。通勤時間をゼロにしたり、歩いて通勤したりすると、目に入るものを減らすことができます。
3 「オトクをしよう」と考えない
日本で特に重要なのは「お得」の文字に釣られないことかな。
スマホの契約に行こうが、スーパーに買い物に行こうが、美容院に行こうが、「こうした方が、お得ですよ」という言葉が溢れています。
「ポイントカードを作りましょう」
「楽々プランというのがありますが、入りませんか?」
「今だけ半額でお得ですよ」
みたいなの。
「あなただけに限定のお得な情報」などと言われると、なんだか凄そうですが、それが本当にお得だったケースは、あまりないかも知れません。むしろ冷静になってみると、時間を失っていることが多いかも。
また、誰かがあなたよりお得をしていることに対して、「ずるいな」と思うかも知れません。
実は私も「お得」という言葉には大変弱いタイプです。
日本では用もないのにバーゲンに行っては、「安いから」と何か買ったり、1円でも安いものを探したりしてました。
マレーシアではそこまでの価格差がないこともあり、最近、ようやくその習慣が抜けました。「多少はお得じゃなくてもいいや」と割り切れると、この沼から脱出できます。
4 たまにデジタル・デトックスする
ときどき旅をするのも有効です。
旅行すると、本当に必要なものだけ持ち歩くことになります。
「あ、これだけで人間生きていけるんだな」と気づく。
電波が届かない場所「あえて」作るのもアリかもです。
私も今回の日本ではスマホのSIMを買わない実験をしてみました。
Wi-Fiスポットでときどき見るだけです。ただ、あまりに暇だと辛いので、iPhoneに本を数冊と、Podcastを数本、ダウンロードしておきました。
するとメールやチャットの「即レス」はできないですが、そもそも普段からスマホをチェックし忘れることが多いので、あまり期待もされてないと思います。仕事相手には北海道に行くので電波が悪くなる旨を伝えています。以前Facebookの重症な中毒患者だった時期があるのですが、明らかに今の方が健全な生活になっています。
こんな感じでたまーにデジタルから完全に離れると、「あ、案外なくても大丈夫」となって行きます。
以上4つ、紹介してみました。
小さなヒントばかりですが、他にもこんなのがあるよ、というのがあれば、コメント欄などで教えていただければ嬉しいです。
では、良い一日を。
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