![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76809785/rectangle_large_type_2_89c6d5232e7a3158d6b497f6da7ca0a6.jpeg?width=1200)
海外での飲食経営がなぜ難しいのか
ドトールコーヒーが5月31日より、マレーシアに二度目の進出だそうです。
工事のための囲いが出来ました。皆様!ドトールコーヒーがマレーシアに再来しますよ!5/31オープン予定です。是非お越し下さいませ。オープンまで急ピッチで準備を進めて参りますのでもうしばらくお待ち下さい🙇♂️ We’ve installed a hoarding board . Yes Doutor coffee is coming to MY. pic.twitter.com/rk7o3Gg2iE
— Doutor Coffee Malaysia (@doutor_malaysia) April 17, 2022
実は数年前に一度、出店したのですが、結局撤退し、再挑戦です。
前も書いたけど、吉野家・はなまるうどんは二度目の挑戦でもまた撤退。
すき家とかミスタードーナッツどか、地味に頑張っているブランドがある一方、過去にはサンマルクカフェなど、撤退したブランドたくさんあります。
なぜ海外の飲食経営が難しいのか
マレーシアの飲食店経営、誰に取材しても「難しい」と言います。
なんで難しいのか。
まずは過当競争です。
日本食が溢れています。一説には、セランゴールだけで500も600も日本食レストランがある。ローカル経営のところも多いです。
また、「日本の味をそのまま持ってくる」とあんまり受けないそうです。
特にラーメンはどこに取材してもけっこう苦戦してるよう。私の好きな味の本格的ラーメン店は大体閉店してしまった。
大体、日本のラーメンは「塩辛すぎる」と言われるようです(私もよく言われます)。
そこで、現地の人向けに少し調整するのですが、調整しすぎると今度は在住日本人から「こんなのは本当の**ではない(**にはブランド名入る)」とお叱りがくるのだそうです。
そういえば、以前ダイソーに取材したら、甘いお煎餅しか置いてない。
いわゆる醤油や塩せんべいはマレーシア人には「塩辛すぎて」受けないのだそうです(最近のダイソーでは置くようになりました)。
ここから先は
これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。