全員がプランBを考える時代
こんにちは。
いろんな国で、政府が外出禁止要請を出しています。
「Stay at home」は、今や世界的なトレンドです。
「経済はどうなる?」と心配する方も多いですが、世界の多くの国は経済より人命救助に動き始めました。
すでに多くの仕事が失われました。私がいた旅行関連、一年はほぼ仕事がない。今無事な仕事も、昨年の予算をこなしてるだけ。
テイクアウトに非対応のレストラン、オンラインに対応できない語学学校、デリバリーできない商店は、職を失い始めています。
映画館、クラブ、デパートも、オフィスビル賃貸や公共交通機関も厳しいです。音楽家やパフォーマーもそうです。
逆に医者や公務員など、仕事が激増している人もいます。
過酷な業務になるところも増える一方で、友人の医師はマレーシアのMCO(移動制限)により、クリニックを閉めました。看護婦や医師をやめた人もいる。
問題は、いつまで続くか誰もわからないってことです。
今日はこんな激動の時代、どう対応していくかのお話です。
マインドセットをどう切り替えるか
スペインかぜでも、数年すれば、人々は普通の生活に戻っています。人々は集まったり移動したりするのを復活します。長期的には「生活保護でも受けながら、じっと嵐が過ぎるのを待つ」もアリでしょう。
しかし、新しい社会が以前と同じとは限りません。
というか、もう変わり始めています。
インバウンドなんてまさにそう。
各国の国境開放方針に大きな変化が出るかもしれません。
つい数ヶ月前までのインバウンドはもう成立しない可能性もある。
どこの国がどこに国境を解放するか、見込みが立たないから。
だから、どの業界の人も、この機会によく自分と対話をして、「プランB」を持っておくと良いと思う。
不確定な時代は、自分の本当に好きなことをやるしかない。本当に自分が価値を発揮できるのはなんなのか。お金が価値を持つかどうか不明な時代に何をするか。
そうは言われても、外で人を会うのは辞められないよ、って方もいると思います。骨折した・病気に罹ったと仮定したらいいのかも。
実際、誰でも病気になったり、骨折したりします。子育て中の一定期間だって、思うように仕事ができなくなるものです。
私は妊娠中にも医師から安静を命じられ、6ヶ月ほど軟禁生活を送りました。人生には、いろいろと思いがけないことが起こる。
学びの機会にもなる行動制限
「スキルもないし、何もできないよ」って方もいるかもです。
マレーシアでは、この期間を学びに当てている人が多いです。英字紙スターから意訳してみます。
30歳のKhadijahは、移動制限(MCO)で家にとどまり、データサイエンス・プログラミングのオンラインコースを受講。余暇を最大限に活用しています。
彼女一人ではありません。多くのマレーシア人は、この在宅期間を最大限に活用して、新しいスキルを身に付けたり、自己改善に取り組んでいます。
人的資本の開発と戦略(human capital development and strategy)に関心がありましたが、知識のギャップがありました。それを埋める機会だと考えています。
別の方は、絵を書き始めたそうです。
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