嫌なことを忘れるには時間がかかる
こんにちは!
嫌な仕事をしてると、なぜか時間が足りなくなる、ってジレンマに陥ったことはありませんか?
今日はそんなお話しです。
嫌な仕事をすると「切り替え時間」が必要になる
その昔、会社員をやってたころ。
仕事と私生活の切り替えに苦労していました。
嫌な仕事をしたり、嫌なコトがあったりすると、「忘れる時間」が必要になるのです。
保険会社なんて、お客さんからいやーなことばかり言われるんですね。
私は日本にいたとき、仕事が終わると、飲んだり、街をフラフラして買い物したり、愚痴を言うことで、仕事と私生活を切り替えてました。
「自分へのご褒美」って言い訳しながら。
帰ってきて、ずーっとゲームしてることもありました。
ゲームって考えずに済むんですよね。
「何も考えない時間」に癒してもらってたんじゃないかな。
ゲームならまだいいのです。
本当に辛い時期には、もっと思い切った現実逃避が必要になります。
本格的にイライラが溜まってくると、パーっと気分転換しなくてはすまないようになります。それは温泉旅行だったりマッサージだったり高級ホテルだったりいろいろです。
問題点は、気分転換した分、現実に戻るのが嫌になることです。そしてストレス解消により余計お金がなくなるので、いやいや働く、その繰り返しにハマってました。
唯一、私を救ってくれたのは毎週水曜日のオーケストラでした。
そんな中、「時間を生み出すにはどうしたらいいのか」
は私の大きなテーマになりました。
そんなとき、本屋の時間管理コーナーでふとみつけた、千葉敦子さんの書籍の「好きでもない仕事をしている人に時間の使い方を教えることはできない」って言葉を読み、衝撃を受けたのですね。
なぜ嫌なことがあると時間が無駄になっていくのか
今思うと、何か嫌なことが起きると、創造的なことはほとんどできなくなります。そしてメンタルの回復のためにお金とか時間が必要になるんです。医師から重い病気だと言われると、しばらく何もやる気が起きなくなりますよね?
これ、仕事だけじゃなくて人間関係も同じです。嫌な人間関係があると、回復するのに大きなリソースが必要になります。
息子によると、人間の脳って悪い記憶を残して、危険を避けようとするらしいです。例えば以下の記事。「なぜ嫌な記憶が残るのか」ーーざっと超訳すると、こんな感じ。
トラウマ的な記憶を消すのは難しいかもしれません。今、科学者はなぜか理解できると言います。実験用ラットの研究で、不快な経験がなぜ長く記憶に残るのか、その脳のメカニズムが初めて明らかになりました。
例えば、犬が自分の足を噛むなど、トラウマに直面したとき、脳内のより多くのニューロンが一斉に電気信号を発し、通常の状況よりも互いに強いつながりを作ります。強いつながりはより強い思い出を作ります。
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