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ジョージアに行ったら中国からの鉄道がとっくに通っていて「グローバル・サウス」の強さを感じた件

ユーラシア大陸を旅していると、中国の影響力が強くなったことをつくづく感じます。G7が「グローバルサウス」を話題にしていましたが、そりゃそうだろうな、という感じです。

同行のマレーシア人も中国の「一帯一路」で東南アジアが大きく変わると力説しています。

ジョージアで、ガイドのギオルギさんに何気なく「ジョージアでは一帯一路はどうなってますか?」と聞いたところ、

「中国からジョージアまでの電車はとっくに通ったよ。今はコンテナ港の拡充をしているところだよ」

と言われました。
既にあちこちで列車が開通しているようです。

2019年には、トルコから中国への貨物列車がジョージアに到着。終点は中国の西安市で、12日間で8693キロメートルを走行。通る国は、トルコ、ジョージア、アゼルバイジャン、カスピ海、カザフスタン、中国です。

ギオルギさんは、戦争のためロシアルートが避けられ、今はこのルートが重要になっていると言っていました。ちと地元ニュースを訳してみます。

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