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運動習慣を手に入れた人たちがやったこと

こんにちは。野本です。昨日は運動しすぎて筋肉痛です。

健康診断のたびに「もっと運動してください」って言われてませんか。
私も長いことそうでした。
今日はそんな人のための「運動習慣をどう手に入れるか」というお話です。

運動習慣をつける前に自分の嗜好をよく知る

「走る奴なんて馬鹿だと思ってた」という本をkindleで読んだのです。
作家の松久淳さんのエッセイです。

直球なタイトル。でも心に来ました。
雑誌に寄稿された軽いエッセーをまとめたものです。

彼がなぜ走り出したのか、どうハマっていったのかが書いてあります。
10代から30年以上、運動を名づくものは一切拒否してきたのだそうです。

10歳から一切の運動を放棄、文化系極まれりな生活を送り、仕事もほぼ座りっぱなしで肘から先を動かすのみ。
(「走る奴なんて馬鹿だと思っていた」より)

だというから筋金入りの運動嫌いです。

ところが、30代中頃に体がおかしくなります。背中や腰が張ったり、だるかったりめまいがしたりする。「自律神経失調症」らしい。
44歳になって、心も体も病んでしまい、医者をあちこち行った挙句、
「太陽を浴びて運動してください」
と言われるのです。

面白いなと思うのは、彼がランニングを始める際に、自己分析をして「コンプリート癖」「マニア癖」を利用したことです。

彼は一人が苦にならず、目標を立てて、黙々とそれを実行することが苦にならないタイプ。その「コンプリート癖」がランニングに向いてた、と。
(ちなみに小説家にも向いてるんだそうです)

体が欲して走るよりも、ラン用アプリの結果を見るのが楽しみで走るという、健康的な本末転倒ぶり
(「走る奴なんて馬鹿だと思っていた」より)

ランニングは数値が出ます。だから、数値を上げていくことに喜びを感じる人にはいいのかもしれません。残念ながら私には応用できないけども。

一番衝撃だったのはトイレの話。
猫ひろしさんの「ランション」という言葉でした。
気になる人はググってみてください。

走る理由は人によりさまざま

私も「なんでみんな走るんだろう?」って不思議でした。

走るのって全然楽しそうじゃない。
中学の時のマラソン大会の辛い思いでしかない。

なのに、運動に無縁だったハズのマレーシア人の友人たちが、次々にランナーに変貌していくわけです。
2009年には、東京マラソンで応援もしました。2015年「富士山マラソンが走りたい」という彼らを河口湖まで引率したこともあります。うちに毎週きてるマレー人親子も最近ランニング始めました。

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