グループにおける警戒感から考えるーーなぜ他人を怖がる人がこんなに多いんだろうか
本日は思考の途中経過です。
日本に帰国して感じること。
新しい場所、特にジムなんかのコミュニティに入ると感じる強烈な違和感があるんですね。
新しくグループに入った時の違和感がすごい
日本もマレーシアも、一人一人付き合ってると、大して変わりません。
しかしグループにおける縄張り争いというか、警戒感というか、不信感というか、すごく強い感じがたまにある。
「グループに入った時の違和感」がマレーシアだと全然違うんですよね。
マレーシアのグループはだいたいオープンでウェルカム。だから知らない人同士の旅行グループがつくられてもあんまり緊張しませんし、記者会見に行けば知らない人とフツーに仲良くなります。(一部例外はあるけどね……)
日本では、なんというか、ピリピリしてる。
この人、何者なの?
上? 下?
何処の馬の骨?
そして一方でオドオドしてる人もいる。
嫌われないかな。
仲間ができるかな。
学校生活の延長みたいに。
そして、私は思うのです。
ああ、これ、学校の延長だなーと。
みんないろんな殻で武装する
わかるよ。みんな怖いんだよね。
なんか言われないかな。
仲間外れになりたくないな。
怒られたくないな。
「あの時こう言ったのに」と馬鹿にされないか。
みっともない、と笑われたくない。
だから、人間関係が怖い人たちは、いろんな殻で武装する。
以前、若い人たちに文章を教えていたとき、
「私は褒められて伸びるタイプなのでよろしくお願いします」
という大学生がいたけれども。
ダメ出しされまくって予防線を張ってるのかなぁ。
なぜか日本では、いろんな人が武装するための「殻」を売ってて。
ダメ出ししないでください。
怒らないでください。
神経を使って取り扱ってください。
きっとそれまでの人生で周りにやいのやいの言われてきたのかもしれないよね。
でもね、これって多分社会の仕組みによるものだと思うんだよね。
マレーシアで1000人くらいと名刺交換してきたけれども、「私毒親育ちなんで」とか「性格診断はこうなんで」と自分の取り扱い説明を披露されたこと、あったっけ?
低信頼者は社会的びくびく人間
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